38歳のおばさん記者にナメられたマンコが即座に批判 至上の反撃は代表復帰の有言実行

2017.12.21 ペルー代表
▲ ペルー代表への復帰を目指しているレイモン・マンコをtwitterで嘲笑したアンドレア・ローサ記者

38歳のおばさんにナメられたマンコは、己の抱負を嘲笑されたことを看過できなかった。ワールドカップ出場のためにペルー代表への復帰を真面目に目指しているレイモン・マンコは、クリスマスを前に“場外”でバトルを繰り広げている。

レイモン・マンコは今月、地元のマスコミに対して2018年の抱負を語り、ロシア大会に出場すべくペルー代表への復帰を目指してあらゆる努力を惜しまない意向を公言していた。そんなマンコをあざ笑ったのが、38歳のペルー人女性記者であるアンドレア・ローサ氏。彼女は自身の twitter で「旅先でマンコの目標を知らされたわ(取材する気はないわよ)」などとツイートして笑い、マンコが代表に復帰する可能性はないと小馬鹿にしたという。(現在は削除済み)

このツイートに憤慨したマンコは、おばさん記者を批判。“とても無礼な人物”との表現で、痛烈に批判した。

▲ 自身の抱負をけなされて即座に反論したレイモン・マンコ

「あのように人を嘲笑する理由は何なのか。表現の自由が認められている国でも、一定の敬意を払えない主張には賛同も共感もできない。とても無礼な人物だと思う」

「私には家族がいて、私は家族のために生きている。ペルー代表への復帰も、ワールドカップへの出場も自分だけの目標ではなく、家族も応援してくれていることなんだ。だから黙っていられなかった。彼女が、私に対して暴力的で悪質な意見を述べることを断つよう、真剣に求める」

怒りの感情を自制しながら反論したマンコがローサ氏を見返すためには、有言実行あるのみ。ペルー代表に復帰してワールドカップにも出場すれば、憎きおばさん記者に対する『至上の反撃』となるが果たして。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(27歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。現在はウニオン・コメルシオに所属し、トップ下としてスタメン出場している。

暴動と人種差別の応酬がクローズアップ フラメンゴのリベルタドーレス除外は回避へ

2017.12.19 コンメボル・スダメリカーナ 2017
▲ スダメリカーナの決勝 2nd.Leg の試合後に一部のフラメンギスタが暴徒化した

先の暴動について、CONMEBOL(南米サッカー連盟)が処分を科すことになりそうだ。

今回問題視されたのは、スダメリカーナ決勝 2nd.Leg で試合後に発生した暴動。愛するチームが優勝を逃したことに苛立ちを募らせたフラメンギスタ(フラメンゴのサポーター)の一部がエスタジオ・ド・マラカナンの外で暴徒化して、暴力や破壊行為などを行い軍警察が沈静化する騒ぎになった。

ところが、CONMEBOLが議題にしたのはこれだけではない。スダメリカーナの決勝 1st.Leg では、インデペンディエンテのサポーターとみられる一部の観客が、フラメンゴの選手に向けて猿を模倣するジェスチャーをしたことが判明し、地元当局に摘発された。この件についても問題視したCONMEBOLは、インデペンディエンテに対して人種差別への制裁として300万ドル(日本円で約3億円)の罰金を科す意向を発表している。

▲ 軍警察が噴射した催涙スプレーから目を守るべく衣服で顔を覆いながら駅へと向かうフラメンギスタの少年

フラメンゴへの罰則はより重い。決勝 2nd.Leg の前夜にインデペンディエンテの選手が宿泊するホテルの前で騒音や破壊行為に及んだことが判明。さらには試合後にインデペンディエンテの選手らが乗車する予定のバスの窓ガラスを割った器物損壊容疑や、沈静化にあたった軍警察への公務執行妨害容疑など複数の犯罪が確認されたことから、CONMEBOLの規定により1億ドルから4億ドル(日本円で約113億円〜約451億円)の罰金が科される可能性もあるという。

騒動の大きさから、2018年のリベルタドーレスの除外処分まで囁かれたが、CONMEBOLはインデペンディエンテとフラメンゴの双方を除外しない意向を示している。

ワールドカップ出場を切望するマンコ ガレカに呼ばれるために国外への移籍を希望

2017.12.15 ペルー代表
▲ ロシア大会への出場を切望するレイモン・マンコ

かつてペルー代表を背負って立つ至宝とまで評されたレイモン・マンコは、多くのサッカーファンが見たいと思う選手の一人だった。しかし期待通りの人生を歩む人は少数派で、年齢を重ねたマンコはペルー国内でくすぶっている。

27歳のマンコにとって、2018年はワールドカップに出場する千載一遇のチャンスである。そのチャンスをつかむべく、マンコは今置かれている環境の変更を模索している。マンコが穏やかに口を開いた。
「ワールドカップにどうしても出たいから、ペルー代表に入りたいんだ。そのために海外のクラブチームで結果を残すことが有効ならば、そうしたい」

ウニオン・コメルシオではレギュラーとして活躍しているマンコだが、ペルーの片田舎ヌエバ・カハマルカにいるままではリカルド・ガレカ監督の目には留まらないとの危機感を抱いているようだ。マンコの言葉は続く。
「ワールドカップに出ることが目標だから、移籍先についてもオファーがあったからといって安易に承諾することを急いではいない。慎重に分析した上で、最良の決定をしなければと考えている」

マンコには、ペルーのスポルト・ボーイスからオファーが届いているが、そのオファーには応じないと明かしたマンコ。国内のクラブチームへの移籍は考えていないようで、さらには国外でも行きたくない国名を明言した。
「私の優先順位はペルー代表に呼ばれるために、高いレベルで競争できる環境に身を置きたいな。国外…理想は欧州だね。あと、ベネズエラは選択肢にない」

ペルー生まれのベネズエラ育ちであるマンコにとって、ベネズエラは第二の故郷。だが、政情不安から家族を連れて行けない国への渡航はありえないというのが、マンコの考えである。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(27歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。現在はウニオン・コメルシオに所属し、トップ下としてスタメン出場している。

終盤に逆転されて激怒した観客の暴徒化で中断 ポンチ・プレッタが4年ぶりに降格

2017.11.26 カンピオナート・ブラジレイロ 2017
▲ 降格が濃厚となったことに激怒してピッチに乱入したポンチ・プレッタのサポーターを羽交い締めにして取り押さえるサンパウロ州の軍警察

11月25〜27日に行われたカンピオナート・ブラジレイロ 2017 の第37節。サンパウロ州のカンピナスで行われた「ポンチ・プレッタ×ビットーリア」は、ビットーリアが逆転した直後に暴動が発生してそのままタイムアップを迎えた。

この試合の立ち上がりは、ポンチ・プレッタのペースだった。まずは6分にファーサイドからのクロスのこぼれ球をペナルティエリアの右側で拾ったルッカが右足でシュートを決めて先制すると、15分にはPKでリードを広げた。ポンチ・プレッタはなおも立て続けに決定機を演出。残留に望みをつなぐためには勝利しかないチームの、執念が前面に出ている戦いぶりだった。

ところが後半になると、同じく残留争いの渦中にあるビットーリアが猛然と巻き返していった。まずは57分にコーナーキックから1点を返すと、その1分後にはコロンビア人のサンティアゴ・トレージェスが右足を振り抜いたミドルシュートが、相手の足に当たってループシュートになり、キーパーを超えてゴールに吸い込まれた。

2-2 となって迎えた81分には、カウンターから最後はサンティアゴ・トレージェスがスライディングでゴールに流し込み、ビットーリアが逆転に成功。ポンチ・プレッタは残り7分少々で2点を奪わなければならない状況に追い込まれた。

▲ 暴徒化した観客をスタンドに追い返すサンパウロ州の軍警察

すると逆転された直後、激怒したポンチ・プレッタのサポーターの一部がバックスタンドの柵を破壊してピッチに乱入。主審がすかさず一時中断を宣告すると、危害が及ぶのを恐れた両軍の選手らは一斉に避難し、警備にあたっていた警官隊が沈静化に尽力した。警官隊がゴム弾を発砲して乱入した輩を追い返すと、場内アナウンスに従うように多くの観客がスタジアムの外へと避難した。やがてスタンドは閑散とした状態になった。

異様な雰囲気はすぐに変わらず、選手らはロッカールームからの退出を禁じられ、軍警察のヘリコプターが上空からスタジアムとその周辺を監視する異常事態となった。主審は残り7分間の再開を検討したものの、状況を踏まえた結果「選手と観客の安全性を保証できない」ことを理由に試合終了を決断した。試合が75分以上進んでいたため、再試合は行われず 3-2 でビットーリアの勝利となった。

自滅した格好で逆転負けを喫したポンチ・プレッタは、最終節を待たずにセリエB降格が決定。一方、敵地で勝ち点3を得たビットーリアは降格圏を脱出し、残留に望みをつないでいる。

カンピオナート・ブラジレイロ 2017 第37節 (2017/11/26)
ポンチ・プレッタ 2-3 ビットーリア
アラーニャ GK フェルナンド・ミゲウ
ニノ・パライーバ
ホドリーゴ
ルアン・ペレス
ジェフェルソン
DF パトリッキ
カヌ
ワラシ・ヘイス
ジェフェルソン
ウェンデウ
(ヘナット・カジャ)
エウトン
レオ・アルトゥール
(マルロン)
ダニーロ・バルセロス
MF ハモン
(カルロス・エドゥアルド)
ウィリアン・コヘイア
イアゴ
ルッカ
レオ・ガマーリョ
(フェリッピ・サライーバ)
FW ネイウトン
(ダニリーニョ)
サンティアゴ・トレージェス
デイビッジ
(アンドレ・リーマ)
ルッカ 06
(PK) ダニーロ・バルセロス 15
ゴール 57 アンドレ・リーマ
58 サンティアゴ・トレージェス
81 サンティアゴ・トレージェス
ジェフェルソン
ウェンデウ
ダニーロ・バルセロス
イエロー
カード
ジェフェルソン
ワラシ・ヘイス
イアゴ
カヌ
ウィリアン・コヘイア
サンティアゴ・トレージェス
ホドリーゴ レッド
カード
エドゥアルド・バチスタ 監督 バギネル・マンシーニ
主審: ヒカルド・マルケス・ヒベイロ
会場: エスタジオ・モイゼス・ルカレッリ (カンピナス)

代表にもう一度入りたいマンコ 悲願のワールドカップ出場へ自身のレベルアップを誓う

2017.11.25 ペルー代表
▲ ロシアW杯への出場をあきらめていないと述べた元ペルー代表MFレイモン・マンコ (写真はPSVアイントホーフェン時代のもの)

マンコが再び入りたがっている。元ペルー代表MFレイモン・マンコは、母国のW杯出場決定を受けてペルー代表へ復帰することに意欲的であることを公言した。

ペルーの首都リマで生まれながら、父親の仕事の都合で幼少期をベネズエラで過ごしたマンコは、ペルーとベネズエラの二重国籍の持ち主。U-15ベネズエラ代表でも活躍した過去はあるが、U-17でペルー代表に招集されてからはペルー人選手として現在に至っている。

10年前のU-17南米選手権では、同世代のハメス・ロドリゲス(のちのコロンビア代表)よりも高い評価を得ていたマンコ。その後はPSVアイントホーフェン(オランダ)にも移籍したが、やがてペルー代表に呼ばれなくなり、現在は片田舎のウニオン・コメルシオで選手生活を送っている。

そんな折、ペルー代表がこのたび大陸間プレイオフを制して36年ぶりのワールドカップ出場権を獲得した。現在現役であるすべてのペルー人選手にとって初出場となるロシア大会に向けて、「代表に入りたい」と意欲を燃やしているペルー人選手は国内外にあふれている。言わずもがな、マンコだってプロのサッカー選手である以上はワールドカップに出たいのである。マンコが口を開いて、現在の心境を述べた。

「近年は代表に呼ばれていないから複雑なところではあるけれど、国を代表してワールドカップに出場したい気持ちは当然ある。今いるウニオン・コメルシオでは毎試合出させてもらっているけど、今のパフォーマンスでは呼ばれないだろうから自分のレベルをもっと高めなければガレカは私を呼んでくれないだろうね。来年5月に招集されるのは簡単なことではない。でも、希望は失っていない」

27歳でのワールドカップ初出場へ熱い気持ちを語ったマンコは、同胞のペルー代表MFジェフェルソン・ファルファンについても言及。大陸間プレイオフでの活躍を称賛した。
「ジェフェルソンはよくやったと思う。彼は欧州でも競争力のあるロシア(ロコモティフ・モスクワ)で活躍しているし、彼のような選手はペルーに二人といない」

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(27歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。現在はウニオン・コメルシオに所属し、トップ下としてスタメン出場している。

ホナウジーニョを模倣したマンコの珍プレイ ノールックパスをインターセプトされて嘲笑される

2017.10.22 ペルー1部リーグ 2017
▲ レイモン・マンコが右サイドでやらかしたノールックパスによるパスミス

ペルーの国内リーグでは、マンコがしばしば話題になっている。10月22日に行われたアリアンサ・リマとの試合中にマンコが披露したノールックパスが、国内メディアで厚く取り上げられた。

マンコの珍プレイが取り上げられたのは、ペルー1部リーグ「アリアンサ・リマ vs ウニオン・コメルシオ」の試合中。30分に右サイドでパスを受けたレイモン・マンコはプレスをかけた相手と対峙すると、誰もいないピッチの外に顔をそむけて右足で中央へとパスを出した。元ブラジル代表MFホナウジーニョ・ガウーショを模倣したノールックパスだったが、そのパスは味方に通らず、アレハンドロ・オーベルにインターセプトされた。このパスを巡っては「なぜ無意味なことを…」「なんだあれは」と嘲笑する声が相次いだ。

マンコのパスミスは失点に直結しなかったが、マンコ擁するウニオン・コメルシオは83分に失点して惜敗。チームは最下位に転落した。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(27歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。現在はウニオン・コメルシオに所属し、トップ下としてスタメン出場している。

マンコの元妻が“穴兄弟”に祝辞 「マンコを思い出したわ」 「ゲレーロ、私は愛してる」

2017.10.11 ペルー代表
▲ 2013年の上半期に仲むつまじい夫婦の2ショット写真を撮影していたフィオレーラ・アルサモーラさん(左)とレイモン・マンコ(右)

南米予選の5位が決定したペルー代表。ニュージーランドとの大陸間プレイオフを翌月に控えているため、ワールドカップ出場が決まっているわけではないが、ニュージーランドとの実力差で上回るペルー国内では、36年ぶりのワールドカップ出場がほぼ決まったかのようなムードに浸っている国民も少なくない。そして、それは住まいを欧州に移したフィオレーラ・アルサモーラさんにとっても同じのようだ。

元々ペルー国内でモデルとして活動していたフィオレーラ・アルサモーラさんは、2013年に元ペルー代表MFレイモン・マンコと結婚したが、半年後には離婚。しかも婚姻関係時にペルー代表FWパオロ・ゲレーロと交際していたことを明かし、同国内でスキャンダルになったこともあった。

いわばマンコとゲレーロの両名を“穴兄弟”にしたフィオレーラさんは、このたびペルー代表が南米予選を5位で通過したことによってかつて関係を持った2人と母国に向けて、祝福のメッセージを自身の Facebookアカウントに投稿した。

終了した南米予選について、私の3つの思いを伝えるわ
1.かつての夫マンコを思い出したわ
2.ゲレーロが今私を求めるかどうかは気にしない! 私は愛しているわ
3.ペルーがワールドカップに行けそうね!

▲ 2013年にフィオレーラ・アルサモーラさんと交際していたと噂されたペルー代表FWパオロ・ゲレーロ

この内容からは、元夫よりも不倫相手のほうに思い入れがあるように映る。フィオレーラさんにとってマンコは、もはや思い出す程度の存在なのか。
ちなみに、フィオレーラさんが“穴兄弟”に向けて同時に祝辞を出すあたりは、不倫や不貞行為に関して寛容な南米の文化・思想を表している。

ペルー代表は11月に、ワールドカップ出場を賭けてホーム&アウェイでニュージーランドと対戦する。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(27歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。現在はウニオン・コメルシオに所属し、トップ下としてスタメン出場している。

◆ パオロ・ゲレーロ

本名:
ホセ・パオロ・ゲレーロ・ゴンサーレス
生年月日:
1984年1月1日生まれ(33歳)
出身:
ペルー(首都リマ)
身長:
185cm
ポジション:
フォワード

名門アリアンサ・リマの下部組織で200ゴール以上決めたのを受けて、ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンが青田買い。その後バイエルンのセカンドチームからトップチームに昇格して活躍した。2006年からは6年間ハンブルガーSVで51ゴールを挙げる活躍をみせた。2012年にブラジルの名門コリンチャンスへ移籍して大活躍したのち、2015年からはフラメンゴでも主力であり続けている。ペルー代表には、2004年から13年に渡り招集され続けている。

マンコの元妻がInstagramで披露したセクシーショット マンコとの関係を解消してリア充アピール

2017.09.19 ペルー1部リーグ 2017
▲ 自身の Instagram アカウントにアップロードしたフィオレーラ・アルサモーラさんの自画像

フィオレーラ・アルサモーラさんは現在、母国ペルーを離れて結婚相手とともに欧州で暮らしている。フィオレーラさんの脳裏には、元ペルー代表MFレイモン・マンコの記憶はほぼないようだ。

2017年5月に米国の実業家と再婚したフィオレーラさんは、現在は欧州で新婚生活を満喫中。マンコとの愛情を深く持っていたフィオレーラさんは、マンコとの婚姻生活を振り返った上で現状の幸せを次のように表現した。

「今の私はとても充実してるわよ! もちろん過去のしがらみはあっても、それらも含めて自分の人生と周囲のみんなに感謝しているから」

レイモン・マンコとの関係がなくなっている今、フィオレーラさんは自由を謳歌している様子だ。

流れを変えたのは積極的に仕掛けたマンコ ウニオン・コメルシオが2点差を追いつきエンパテ

2017.09.17 ペルー1部リーグ 2017
▲ 元ペルー代表MFレイモン・マンコ(27番)が70分にペナルティエリアで足を挟まれて転倒する瞬間

9月16〜18日に行われたペルー1部リーグの後期 (トルネオ・クラウスーラ) の第4節。ヌエバ・カハマルカで行われた「ウニオン・コメルシオ×デポルティーボ・ムニシパル」は、マンコの積極的な仕掛けから2点を奪ったウニオン・コメルシオが負け試合を引き分けに持ち込んだ。

試合は、敵地に乗り込んだデポルティーボ・ムニシパルが前半の終了間際に先制すると、エンドの替わった後半にも先にゴールを決めてリードを広げた。

ここで勝てば3位浮上までありえたデポルティーボ・ムニシパルの希望を打ち消したのは、元ペルー代表MFレイモン・マンコだった。70分にマンコがペナルティエリアの右側で積極的にドリブルを仕掛けてPKを誘うと、クリスティアン・ボガードが決めて1点差に。さらに後半のアディショナルタイムにはマリオ・ベラルデのゴールによって、敗北を免れた。

マンコの奮闘で引き分けに持ち込んだことについてマンコへの評価は高いものの、ウニオン・コメルシオは16チーム中15位とスタートダッシュには躓いている。

なお、2014年からデポルティーボ・ムニシパルに所属している元柏レイソルの澤昌克は、この試合に出場していない。

ペルー1部リーグ 2017 後期 第4節 (2017/09/17)
ウニオン・コメルシオ 2-2 デポルティーボ・ムニシパル
アンヘル・サムーディオ GK エリック・デルガード
エディ・レンテリーア
(クリスティアン・ラッソ)
セーサル・メーナ
ハイル・イグレシアス
ネリーニョ
DF エドゥアルド・ラバナル
ルイス・カルデロン
アドリアン・セーラ
ロドリーゴ・クーバ
ジャン・ピエール・フエンテス
(アレハンデル・サンチェス)
アンヘル・オヘーダ
ロナール・ウアッチャ
(ハイメ・バスケス)
レイモン・マンコ
マリオ・ベラルデ
MF アルマンド・アルファヘーメ
マリオ・パロミーノ
ペドロ・グティエレス
(イターロ・レガラード)
ピエール・ララウリ
(オスカル・ベガ)
パブロ・ラバンデイラ
クリスティアン・ボガード FW ホセ・カルロス・フェルナンデス
(PK) クリスティアン・ボガード 72
マリオ・ベラルデ 90+1
ゴール 44 アドリアン・セーラ
64 ピエール・ララウリ
ジャン・ピエール・フエンテス
アンヘル・オヘーダ
ハイル・イグレシアス
クリスティアン・ボガード
イエロー
カード
パブロ・ラバンデイラ
ミゲル・アウグスト・プリンセ 監督 ヘラルド・アメーリ
主審: レンソ・カスタニェーダ
会場: エスタディオ・IPD・デ・ヌエバ・カハマルカ (ヌエバ・カハマルカ)

マンコの2アシストも実らず 後半にはバイシクルシュートを自身の顔面に当てる珍プレイも

2017.08.20 ペルー1部リーグ 2017
▲ 22分に同点のゴールを決めたアルベルト・キンテーロ(17番)はゴール裏へと駆け出す

ペルー1部リーグは8月18日に後期 (トルネオ・クラウスーラ) が開幕し、18〜21日に第1節が行われた。カラーオで行われた「ウニベルシターリオ・デポルテス×ウニオン・コメルシオ」は、ウニベルシターリオ・デポルテスが逆転勝利を収めた。

試合は、敵地に乗り込んだウニオン・コメルシオが7分に先制。元ペルー代表MFレイモン・マンコが左サイドの高い位置から右足で丁寧なフリーキックを上げて、クリスティアン・ボガードのヘディングシュートによるゴールをお膳立てした。

12分にペナルティエリアでボールを折り返してチャンスメイクしたマンコは、18分にはカウンターを仕掛けてペナルティアーク付近で右足を振り抜いて決定機を演出した。すると同点とされて迎えた28分、マンコは開いた左サイドから右足でクロスを上げてボガードの2点目をアシスト。だが再び得たリードも長くは続かず、35分には再び失点し 2-2 でハーフタイムを迎えた。

▲ 後半の立ち上がりに迎えたチャンスでクリスティアン・ボガード(赤)がバイシクルシュートを己の顔面に直撃させた場面(左上から順に右へ)

▲ 後半の立ち上がりに迎えたチャンスでクリスティアン・ボガード(赤)がバイシクルシュートを己の顔面に直撃させた場面(左上から順に右へ)珍プレイが飛び出したのは、後半の開始早々。48分に縦パスで中央を駆け上がったボガードが、飛び出したキーパーをファーストタッチで抜き去った。そのとき浮いたボールを無人のゴールに蹴り込もうとしたボガードは、ゴールに背を向けた体勢で左足を高く上げたが、ボールはボガード自身の顔面を直撃。このプレイで3点目の奪取に失敗したウニオン・コメルシオは、マンコを起点にしたその後の攻撃もゴールに結びつけられなかった。

ウニベルシターリオ・デポルテスは87分、すでに1枚カードをもらっているアンヘル・ロメーロがマンコのシャツを引っ張って2枚目のイエローカードを受け数的不利に陥った。それでも後半のアディショナルタイムに、相手のハンドで得たPKをルイス・テハーダが決めて逆転に成功。決勝のPKが蹴られるとき、マンコはペナルティアークの手前で立ち尽くしていた。

ウニベルシターリオ・デポルテスは白星発進を決めた一方、ウニオン・コメルシオはマンコの2アシストも実らず黒星スタートとなった。

ペルー1部リーグ 2017 後期 第1節 (2017/08/20)
ウニベルシターリオ・デポルテス 3-2 ウニオン・コメルシオ
カルロス・カセダ GK アレハンデル・アラウーホ
アルド・コルソ
オスカル・パチェーコ
(ディエゴ・グアスタビーノ)
(ハビエル・ヌーニェス)
オラシオ・ベニンカーサ
ヘルソン・バスケス
DF ネリーニョ・キーナ
セーサル・メーナ
ハイル・イグレシアス
ハイメ・バスケス
(エディ・レンテリーア)
エマヌエル・パウカル
アンヘル・ロメーロ
ファン・バルガス
アルベルト・キンテーロ
ロベルト・シウーチョ
(ダニエル・チャベス)
MF デニス・バスケス
アレハンデル・サンチェス
(マリオ・ベラルデ)
アンヘル・オヘーダ
ジャンピエール・フエンテス
レイモン・マンコ
ルイス・テハーダ FW クリスティアン・ボガード
アルベルト・キンテーロ 22
アルベルト・キンテーロ 35
(PK) ルイス・テハーダ 90+3
ゴール 07 クリスティアン・ボガード
28 クリスティアン・ボガード
アンヘル・ロメーロ イエロー
カード
ハイル・イグレシアス
レイモン・マンコ
デニス・バスケス
アンヘル・ロメーロ レッド
カード
ペドロ・トログリオ 監督 カルロス・シルバ
主審: ホセ・メンドーサ
会場: エスタディオ・ミゲル・グラウ (カラーオ)

マンコのアシストで先制したウニオン・コメルシオ 終盤に追いつかれて勝ちきれず

2017.07.29 ペルー1部リーグ 2017
▲ 50分にレイモン・マンコからのラストパスをゴールに沈めたクリスティアン・ボガード

7月29〜31日に行われたペルー1部リーグ 2017 の前期 第13節。ヌエバ・カハマルカで行われた「ウニオン・コメルシオ×スポルト・ロサリオ」は、引き分けで幕を閉じた。

前半は互いにチャンスをものにできず、0-0 で迎えた後半に均衡が破れた。50分、中盤に下がってボールをもらった元ペルー代表MFレイモン・マンコが前を向いて前線に浮き球のパスを送ると、ボールを追いかけてペナルティエリアに入ったクリスティアン・ボガードが腰で相手をはねのけて左足でゴール右隅に流し込み、ウニオン・コメルシオが先制した。マンコの正確なラストパスと、ボガードの冷静なプレイが生んだゴールであった。

ウニオン・コメルシオは68分にもチャンスメイクしたが、左からのクロスに合わせたボガードのヘディングシュートはポストに嫌われる。すると最少失点でしのいでいたスポルト・ロサリオは、80分にジョナタン・マドリーのミドルシュートが決まって終盤に追いつき、勝ち点1を捻出した。

ペルー1部リーグ 2017 前期 第13節 (2017/07/29)
ウニオン・コメルシオ 1-1 スポルト・ロサリオ
アレハンデル・アラウーホ GK サロモン・リブマン
ハイメ・バスケス
エディ・レンテリーア
ハイル・イグレシアス
ネリーニョ
DF ジョナタン・マドリー
カルロス・ベルトラン
ホセ・カノバ
ヘスース・ラバナル
アンヘル・オヘーダ
ジャン・ピエール・フエンテス
(ロナル・ウアッチャ)
クリスティアン・ラッソ
マリオ・ベラルデ
MF ホシマール・バルガス
カルロス・ウリーベ
クリスティアン・アドリアンセン
(ファリ・ハサウイ)
(パウロ・ゴジョネーチェ)
パブロ・ラバンデイラ
ローランド・アラスコ
(ヘスース・ラミーレス)
レイモン・マンコ
クリスティアン・ボガード
FW ハニオ・ポシート
クリスティアン・ボガード 50 ゴール 80 ジョナタン・マドリー
レイモン・マンコ
ハイル・イグレシアス
クリスティアン・ラッソ
イエロー
カード
ハニオ・ポシート
カルロス・ベルトラン
ホセ・カノバ
ヘスース・ラバナル
カルロス・シルバ 監督 グスターボ・アルベルト・オナインディア
主審: ホルヘ・パンタ
会場: エスタディオ・IPD・デ・ヌエバ・カハマルカ (ヌエバ・カハマルカ)

マンコの移籍後初ゴールは直接フリーキック 試合後の採点はマンコが最高の8.0と高評価

2017.07.22 ペルー1部リーグ 2017
▲ 直接フリーキックで移籍後初ゴールを決めた元ペルー代表MFレイモン・マンコ

7月21〜23日に行われたペルー1部リーグ 2017 の前期 第11節。ヌエバ・カハマルカで行われた「ウニオン・コメルシオ×アジャクーチョFC」は、ウニオン・コメルシオが4試合ぶりの勝利を収めた。

試合は、ホームのウニオン・コメルシオが17分に先制。ペナルティアークの手前でセットプレイを得ると、元ペルー代表MFレイモン・マンコが直接フリーキックを決めて均衡を破った。右足のインフロントで狙いすましたシュートが壁を越えてクロスバーの下を叩いた上でゴールラインを割ると、マンコは右手で敬礼のポーズを披露しながらスタンドに笑顔を振りまいた。

その後はアジャクーチョが74分にPKで追いついたが、ウニオン・コメルシオは終盤に2点を追加して勝ち点3を獲得。すると、現地メディアの採点では、マンコの 8.0 がこの試合の最高得点となった。マンコはゴールシーン以外でも、味方に無理をさせない丁寧なスルーパスを出したり、コーナーキックのキッカーを務めるなど攻撃の起点として活躍したことが採点の高評価につながったとみられている。

マンコの活躍で勝ったウニオン・コメルシオは11位に浮上。前期優勝の可能性はなきに等しいが、マンコの活躍がチームにとって明るい材料であることは間違いない。

▼ 元ペルー代表MFレイモン・マンコが直接フリーキックを決めた映像はこちら (マンコの得点シーンは 1:13〜)

ペルー1部リーグ 2017 前期 第11節 (2017/07/22)
ウニオン・コメルシオ 3-1 アジャクーチョFC
アレハンデル・アラウーホ GK マリオ・ビジャサンティ
ハイメ・バスケス
エディ・レンテリーア
ペドロ・モンテシノス
デニス・バスケス
DF ヘスース・アリスメンディ
ラウール・ペナリージョ
シクスト・ラミーレス
アロン・ベルナル
(マルコス・オルティス)
ダビ・ディオーセス
(マリオ・ベラルデ)
アンヘル・オヘーダ
ジャン・ピエール・フエンテス
ロナル・ウアッチャ
(クリスティアン・ラッソ)
レイモン・マンコ
(ニクソン・ビジョスラーダ)
MF エンリ・コラン
パオロ・ホージャ
イスラエル・カーン
(マヌエル・ウガス)
ウィリアン・ミンベーラ
ルイス・カランサ
(ビクトル・エウヘニオ)
クリスティアン・ボガード FW カルロス・ゴンサーレス
レイモン・マンコ 17
クリスティアン・ボガード 89
クリスティアン・ラッソ 90+4
ゴール 74 ウィリアン・ミンベーラ (PK)
レイモン・マンコ
ジャン・ピエール・フエンテス
クリスティアン・ボガード
イエロー
カード
ウィリアン・ミンベーラ
カルロス・シルバ 監督 フランシスコ・メルガール
主審: イベール・ビジェーガス
会場: エスタディオ・IPD・デ・ヌエバ・カハマルカ (ヌエバ・カハマルカ)