38歳のおばさんにナメられたマンコは、己の抱負を嘲笑されたことを看過できなかった。ワールドカップ出場のためにペルー代表への復帰を真面目に目指しているレイモン・マンコは、クリスマスを前に“場外”でバトルを繰り広げている。
レイモン・マンコは今月、地元のマスコミに対して2018年の抱負を語り、ロシア大会に出場すべくペルー代表への復帰を目指してあらゆる努力を惜しまない意向を公言していた。そんなマンコをあざ笑ったのが、38歳のペルー人女性記者であるアンドレア・ローサ氏。彼女は自身の twitter で「旅先でマンコの目標を知らされたわ(取材する気はないわよ)」などとツイートして笑い、マンコが代表に復帰する可能性はないと小馬鹿にしたという。(現在は削除済み)
このツイートに憤慨したマンコは、おばさん記者を批判。“とても無礼な人物”との表現で、痛烈に批判した。
「あのように人を嘲笑する理由は何なのか。表現の自由が認められている国でも、一定の敬意を払えない主張には賛同も共感もできない。とても無礼な人物だと思う」
「私には家族がいて、私は家族のために生きている。ペルー代表への復帰も、ワールドカップへの出場も自分だけの目標ではなく、家族も応援してくれていることなんだ。だから黙っていられなかった。彼女が、私に対して暴力的で悪質な意見を述べることを断つよう、真剣に求める」
怒りの感情を自制しながら反論したマンコがローサ氏を見返すためには、有言実行あるのみ。ペルー代表に復帰してワールドカップにも出場すれば、憎きおばさん記者に対する『至上の反撃』となるが果たして。
◆ レイモン・マンコ
- 本名:
- レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
- 生年月日:
- 1990年8月23日生まれ(27歳)
- 出身:
- ペルー(ルリン)
- 身長:
- 172cm
- ポジション:
- ミッドフィルダー
17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。現在はウニオン・コメルシオに所属し、トップ下としてスタメン出場している。