“ピンク色のマンコ”が5年ぶりに復活か!? 本人の発言を受けてSNSでは歓迎の声多数

2024.04.19 リーガ1(ペルー1部リーグ) 2024
▲ 2019年に数ヵ月だけ所属していたスポルト・ボーイスへの復帰をほのめかした元ペルー代表MFレイモン・マンコ

マンコがピンク色のユニフォームに再び袖を通すかもしれない。元ペルー代表MFレイモン・マンコが、自身のYouTubeチャンネルの番組内で11人制サッカーに戻りたい考えがあることを明かしたのだ。

元ペルー代表MFレイモン・マンコは近年、プロサッカー選手としてだけでなく、スポーツアナリストとして解説をしたり、YouTubeチャンネルに出演したりと違う顔をみせている。今年はアメリカで行われている7人制サッカーの「アメリカス・キングス・リーグ」にも選手として出場。先日にはゴールも決めている。とくにスポーツアナリストとしてのコメントはファンの間で高評価だ。

その一方でマンコは以前から「プロサッカー選手として引退はしていない」と何度も明言してきた。現地ペルーで引退を示唆する報道が出ても、一貫してマンコは引退を否定。そして先日、自身のYouTubeチャンネル「Cojo y Manco(コホ・イ・マンコ)」に出演した際に、マンコの口から出てきたのが古巣スポルト・ボーイスへの復帰をほのめかす言葉だった。それも、なんとノーギャラで。

「スポルト・ボーイスから電話があれば、無償で加入する。私はスポルト・ボーイスが好き。オファーさえあれば、有言実行だね。しっかり準備して復帰したいと思っているよ」

SNSには、マンコの真剣な思いを知ったスポルト・ボーイスのインチャ(サポーター)による投稿が散見された。賛否両論あるものの、歓迎するコメントが大半を占めた。

「スポルト・ボーイスが実現してくれるだろう」
「マンコは素晴らしいし、マンコの良さをスポルト・ボーイスは知っている」
「レイモン(・マンコ)を信じる」
「待ってるよ、マンコ!」

さかのぼること5年前、2019年にマンコはスポルト・ボーイスで数ヵ月プレイしていた。スポルト・ボーイスのチームカラーとユニフォームの色はピンク色で、ピンク色のユニフォームに袖を通した“ピンク色のマンコ”が当時ペルー1部リーグのピッチに立っていた。そんな古巣への復帰を真剣に考えていると明かしたマンコ。有言実行なら“ピンク色のマンコ”再誕となるが、果たして。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(33歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスに加入してチームの1部残留に貢献した。2020年は前年王者のデポルティーボ・アリアンサ・ウニベルシダーに移籍してリベルタドーレスにも出場したが、COVID-19のパンデミックによる中断期間中に首脳陣と対立して退団。アトレティコ・グラウへ移籍したが、チームを残留には導けなかった。2021年にはアリアンサ・ウニベルシダーに加入したが、こちらでもチームを残留には導けず。2022年はキャリア初の2部リーグに舞台を移したが、半年足らずでサントス・デ・ナスカを退団。同年7月にファン・アウリッチに加入して、チームの残留には貢献した。2023年は7人制サッカーに活躍の場を移し、ペルーとアメリカの2クラブに所属する形をとっている。元ペルー代表。