ペルーから吉報が発せられた。マンコがウイルスに感染していないことと、抗体検査でも陰性であることが明らかになった。マンコ自身が Instagram で公表した。
8月10日の国内リーグ再開に向けて準備を進めているペルーでは、各クラブチームで感染症対策が講じられている。レイモン・マンコが所属するアトレティコ・グラウでは、24日にクラブ内で抗体検査が実施された。そこでマンコの検査結果が「陰性」であることが明確になった。
「みんな!私は陰性だ! 素敵な土曜日を過ごしてね」とのメッセージを添えて投稿したマンコは、黒いマスクで口を覆いながらも元気そうな様子でピースサインまで披露した。
マンコの加入を受けて、アトレティコ・グラウの“ラフォ”ことラファエル・カスティージョ監督は「マンコを熟知している。彼はチームに多大な貢献をすると確信している」と太鼓判を押していて、抗体検査で陰性と判明したことにより、“ラフォ”は国内リーグが再開すれば積極的にマンコを起用する意向をほのめかしている。
◆ レイモン・マンコ
- 本名:
- レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
- 生年月日:
- 1990年8月23日生まれ(29歳)
- 出身:
- ペルー(ルリン)
- 身長:
- 172cm
- ポジション:
- ミッドフィルダー
17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスに加入してチームの1部残留に貢献した。2020年は前年王者のデポルティーボ・ビナシオナルに移籍してリベルタドーレスにも出場したが、COVID-19のパンデミックによる中断期間中に首脳陣と対立して退団。アトレティコ・グラウへ活躍の場を移している。元ペルー代表