スポルト・ボーイスのキャプテンが吐露した不満 「マンコにはピンク色のままでいてほしかった」

2020.01.07 リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2019

▲ スポルト・ボーイスでキャプテンを務めるヘスス・チャベス

ペルーの首都リマ近郊の港町カヤオをホームタウンとするスポルト・ボーイスは、2019年に厳しいシーズンを送った。前期で最下位に低迷したことで、後期の最終節直前まで降格圏に甘んじ、熾烈な残留争いを強いられた。最終的に残留を決めたチームのキャプテンを務める33歳のヘスス・チャベスは、このシーズンオフにレイモン・マンコとの契約を解消した首脳時への不満も口にした。

ヘスス・チャベスは2019年を振り返るにつけ、前期終了後に加入したレイモン・マンコの存在を強調。マンコがいたから残留できたとの見解を示した。

「昨年、我々はシーズンの最後まで苦しみ、歯を食いしばって戦い抜いた。チームの残留に貢献してくれたマンコの存在は大きなものだった。そんなマンコを来年の構想外とした監督やフロントの意図がわからない。今年はマンコに頼らないとする理由がそれなりにあるのだろうが、私の考えとしてはマンコは今年も必要だったし、チームもマンコを戦力として評価すべきだったと思う」

マンコにピンク色のユニフォームを着続けてほしかったと語ったチャベスは、今年の抱負も述べた。

「まずアルゼンチンでプレシーズンの合宿を行ってしっかり準備をして、リーガ1(ペルー1部リーグ)の開幕を良い形で迎えたい。目標は高く持って、リベルタドーレス出場権を得られる順位を目指したい。それが無理でもスダメリカーナの出場権を得て、2021年は国際大会にも参加したいと考えている。今季は4チームが降格するレギュレーションだから、昨年のようなシーズンを過ごしては危険だ。しっかり勝てるチーム作りに尽力したい」