アナ・マンコさんがInstagramでウクライナ侵攻を批判 「このような破壊行為は必要ない!」

2022.03.02 ロシアのウクライナ侵攻

ロシアが2022年2月24日に隣国ウクライナへの侵攻を開始して以降、ウクライナの情勢は悪化。この事案に対しては世界中からプーチン大統領への批判が渦巻いている。死傷者も増え続けている惨状に心を痛める人が絶えない中、U.S.A.で暮らすベネズエラ人女優のアナ・マンコさんが自身の Instagram で心の声を上げた。

アナ・マンコさんはストーリーに数枚の写真を投稿。ウクライナ国内でロシアからの爆撃を受けて大破した灰まみれの乗用車の写真には、スペイン語で「これは必要ない(このような破壊行為は必要ない)!」の文字を添えて、ロシア軍の無差別攻撃を非難。他にも襲撃により死亡した人の遺体に消火活動を行う隊員の様子などを、ハッシュタグ #ucrania(ウクラニア=スペイン語でウクライナ)を添えて投稿するなど、ロシア側の横暴と反戦を訴えた。

以前にもアナ・マンコさんは、レバノンの首都ベイルートで発生した大爆発事故について心を痛めている主旨の投稿をしたことがあり、犠牲者に寄り添う意思を明確に表現してきた。そんなアナ・マンコさんにとって、このたびロシアが実行に移したウクライナ侵攻は到底看過できることではない。

アナ・マンコさんの悲しみと心の叫びは、プーチンとロシアに届いているのか。

◆ アナ・カリーナ・マンコ

本名:
アナ・カリーナ・マンコ・グスマン
生年月日:
1967年12月17日生まれ(54歳)
出身:
ベネズエラ(首都カラカス)
最終学歴:
サンタマリア大学、ベネズエラ中央大学
配偶者:
ビセンテ・イグナシオ・ペレス
子ども:
ディミトリ・ニコラス・ペレス・マンコ(息子)
アレクサ・カテリーナ・ペレス・マンコ(娘)
職業:
女優、モデル、声優、弁護士
twitter:
@akmanco
Instagram:
anakarinamanco
公式サイト:
anakarinamanco.com

4人兄弟の末っ子で、母は1960年代にラジオ番組のパーソナリティとして活躍したノルマ・テレーサ・マンコ・グスマンさん。13歳で舞台役者となったが、一旦芸能界から離れて17歳に復帰すると、複数の映画やドラマなどで主役や脇役を熱演した。1995年には当時の恋人ルイス・フェルナンド・キンテーロさんを旅客機墜落事故により失う不幸に遭遇したことで、1年間の休養を余儀なくされた。2002年5月25日に31歳でビセンテ・イグナシオ・ペレスさんと結婚して、二人の子どもに恵まれた。現在は米国のマイアミで家族と暮らしている。