マンコは大人気 練習試合の後に対戦相手の選手から写真撮影を求められ笑顔で応じる

2022.03.14 リーガ2 (ペルー2部リーグ) 2022

▲ 13日の練習試合を終えた直後に対戦相手の選手との写真撮影に応じるレイモン・マンコ(中央)(写真提供:Difusión)

3月13日、ペルーの首都リマ近郊のビヤ・エル・サルバドールにあるエスタディオ・エクトル・チュンピタスで、リーグ2(ペルー2部リーグ)開幕前の練習試合が行われた。「サントス・デ・ナスカ vs フベントゥー・サンタ・ローサ」で前者の選手として出場したレイモン・マンコは、対戦相手の選手からも大人気だった。

試合は、マンコ擁するサントス・デ・ナスカが 0-4 と完敗。だが試合が終わると、マンコの元にはピンク色のユニフォームを着たフベントゥー・サンタ・ローサの選手が集まり、マンコを取り囲むように。その理由は、彼らが元U-17ペルー代表のマンコといっしょに写真撮影に興じたかったからだ。

完敗した試合の直後にも関わらず、マンコはピンク色のユニフォームを着た選手と並び、笑顔で写真撮影のサービス。そんなマンコの姿勢に、フベントゥー・サンタ・ローサの面々からは絶賛の声が挙がった。

2022年のリーガ2は、4月2日に開幕予定。現地報道では、マンコはサントス・デ・ナスカで開幕戦から出場予定とのこと。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(31歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスに加入してチームの1部残留に貢献した。2020年は前年王者のデポルティーボ・アリアンサ・ウニベルシダーに移籍してリベルタドーレスにも出場したが、COVID-19のパンデミックによる中断期間中に首脳陣と対立して退団。アトレティコ・グラウへ移籍したが、チームを残留には導けなかった。2021年にはアリアンサ・ウニベルシダーに加入したが、こちらでもチームを残留には導けず。2022年はキャリア初の2部リーグに舞台を移した。元ペルー代表。