先輩ファルファンに絶賛されて大喜びのマンコ 「ファルファン、ゲレーロとのトリオで4点取れる」

2020.04.15 ペルー代表

▲ 先輩のペルー代表FWジェフェルソン・ファルファンに褒められて喜んでいるレイモン・マンコ (※写真は2012年頃のもの)

13日にペルー代表FWジェフェルソン・ファルファンから絶賛のコメントをもらったレイモン・マンコは、興奮を隠しきれない。そんなマンコは、賛辞への感謝を述べるとともに、マンコの中にある願望を表に出した。

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ファルファンは先日、インタビューでマンコについて「私が今まで見た中で最も才能のある選手の一人」とベタ褒めした。大喜びのマンコは、まず先輩への感謝を言葉にした。

「ジェフェルソン(ファルファン)の言葉は私を幸せな気持ちにしてくれた。ペルー人選手としても最も成功している大先輩からここまで褒めてもらったことを、誇りに思う。彼の言葉に感謝している。彼はずば抜けた存在であり、ペルー国民のほとんどがずっと忘れられない偉人だ」

上機嫌のマンコは、さらにもう一人の先輩であるペルー代表FWパオロ・ゲレーロを挙げて、ファルファンを交えた3人同じチームでプレイしたい願望を掲げた。

「ジェフェルソン(ファルファン)、パオロ(ゲレーロ)とともに試合に出られれば、3人の力で4点は取れるだろう。彼らはタイプが異なり、パオロは典型的なゴールハンターで、ジェフェルソンはアシストも巧いしゴールの決定力も高い。私はそんな二人に決定的なパスを出すことで貢献したいんだ。もしも同じクラブチームでプレイできたら最高だね」

マンコは、ファルファン、ゲレーロの両方とクラブチームでチームメイトになったことはない。しかし、ペルー代表では2012〜2013年頃にチームメイトだった時期があった。現在、ファルファンはロコモティフ・モスクワ(ロシア)、ゲレーロはインテルナシオナウ(ブラジル)でそれぞれ戦っていて、マンコはデポルティーボ・ビナシオナルに所属している。

トリオが実現する可能性が最も高いのはペルー代表であり、兼ねてから代表復帰を熱望しているマンコをリカルド・ガレカ監督が招集すれば、“3人で4点取れる魅惑の攻撃陣”とて決して夢物語ではない。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(29歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスに加入してチームの1部残留に貢献した。