愛に溢れるマンコのメッセージ 「我々は人としての心を失わず、隣人を愛しましょう」

2020.04.13 リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2020

▲ 明るい表情の写真を自身の Instagram に投稿したレイモン・マンコ

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミックにより自宅での隔離生活を強いられているペルーの国民に向けて、レイモン・マンコが連帯と共生のメッセージを発信した。

マンコは自身の Instagram に「家、アパートなど家賃が払えなくなった家族を強制的に立ち退かせるなんて、残酷だ」と主張。さらに、「家やアパートの部屋を空室にしたとしても、収入は得られないことを忘れないでほしい。我々は人としての心を失わず、隣人を愛しましょう」と述べて、COVID-19による混乱で殺伐としているペルー国民に思いやりと愛情を持って接することの大切さを訴えた。

マンコは先週、生活必需品を住民の自宅に届けるなどの支援活動に勤しんでいることが報じられて、国民の共感と支持を得たばかり。マンコの好感度はさらに上がるものとみられる。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(29歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスに加入してチームの1部残留に貢献した。