暴動によるパカエンブーの修繕費は日本円で約109万円 サントスが全額弁償へ

2018.08.29 コンメボル・リベルタドーレス 2018
▲ 暴動から一夜明けて被害状況が明らかになったパカエンブーのスタンド。破壊された座席が暴動の程度を物語る

28日の試合中に発生したサントスのサポーターによる暴動について、エスタジオ・ド・パカエンブーの管理事務所は一夜明けた29日に被害状況と被害総額を発表した。

観客の一部が暴徒化した際には、ピッチに発煙筒が投げ込まれたほか、沈静しようとした軍警察との衝突、スタンドに設置された座席の破壊と様々な混乱が発生。そして一夜明けた29日には、破壊された座席が100を超えていることに加えて、フェンスの破壊、トイレの便座や蛇口の損壊、発煙筒の投下による芝の焼け焦げなども判明した。管理事務所の広報によれば、修繕費は少なく見積もっても3〜4万ヘアウ(日本円で約82万円〜約109万円)とのことだ。

パカエンブーの管理事務所は、被害状況をすぐサントスへ伝えていて、サントスはパカエンブーの修繕費を全額負担することになるという。