傷ついたマンコ 年始に2つのクラブと交渉するも決裂… その理由は辛辣なものだった

2023.05.03 リーガ1(ペルー1部リーグ)

▲ 元ペルー代表MFレイモン・マンコは2023年にリーガ1でのプレイを希望していたが…

マンコが厳しい現実に直面していたことを告白した。

元ペルー代表MFレイモン・マンコは2023年の上半期を7人制サッカーの分野で選手を続けているが、当初はリーガ1(ペルー1部リーグ)でのプレイを希望して、年末年始も交渉を怠らなかった。だが、そのうち交渉した2つのクラブから突きつけられた評価は、厳しいものだったという。

マンコが自身の希望する報酬額を伝えたところ、そのうち1つのクラブからは「マンコと契約するくらいなら、その金額でハイレベルなアルゼンチン人選手を2人加入させたほうがマシだ」と言われたとのこと。ちなみに、マンコが交渉した2つのクラブについて、クラブ名は明かされなかった。

2023年上半期の移籍市場はすでに閉鎖されているため、マンコがリーガ1のクラブでプレイできる時期は最速で2023年7月になる。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(32歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスに加入してチームの1部残留に貢献した。2020年は前年王者のデポルティーボ・アリアンサ・ウニベルシダーに移籍してリベルタドーレスにも出場したが、COVID-19のパンデミックによる中断期間中に首脳陣と対立して退団。アトレティコ・グラウへ移籍したが、チームを残留には導けなかった。2021年にはアリアンサ・ウニベルシダーに加入したが、こちらでもチームを残留には導けず。2022年はキャリア初の2部リーグに舞台を移したが、半年足らずでサントス・デ・ナスカを退団。同年7月にファン・アウリッチに加入して、チームの残留には貢献した。2023年は7人制サッカーに活躍の場を移し、ペルーとアメリカの2クラブに所属する形をとっている。元ペルー代表。