怠け者だったマンコ ペルー勢が国際舞台で躍進できない理由を問われて明かした所以

2023.04.24 リベルタドーレス

▲ ペルーのクラブチームがリベルタドーレスなどの国際舞台で勝ち上がりにくい事情を説明した元ペルー代表MFレイモン・マンコ

元ペルー代表MFレイモン・マンコは、自身が出演する番組「Cojo y Manco(コホ・イ・マンコ)」でペルーのクラブチームが国際舞台において好成績を収められない理由を説明した。

番組でマンコは、ペルーのクラブチームと選手が抱える難点について持論を展開した。

「ペルーのサッカー選手は、多くの試合をこなすことに慣れていないんだ。過密日程への適応力が低い。それは彼らが対応できないわけではなく、我々選手が怠け者だからなんだ」

続けて、マンコはペルーのサッカー選手を批判しているわけではないことも強調。

「私はペルーの選手を悪く言っているわけではない。私自身、17年間プロとしてプレイしてきた。私は怠け者だった」

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(32歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスに加入してチームの1部残留に貢献した。2020年は前年王者のデポルティーボ・アリアンサ・ウニベルシダーに移籍してリベルタドーレスにも出場したが、COVID-19のパンデミックによる中断期間中に首脳陣と対立して退団。アトレティコ・グラウへ移籍したが、チームを残留には導けなかった。2021年にはアリアンサ・ウニベルシダーに加入したが、こちらでもチームを残留には導けず。2022年はキャリア初の2部リーグに舞台を移したが、半年足らずでサントス・デ・ナスカを退団。同年7月にファン・アウリッチに加入して、チームの残留には貢献した。2023年は7人制サッカーに活躍の場を移し、ペルーとアメリカの2クラブに所属する形をとっている。元ペルー代表。