ベスト8で敗退が決まったバイーアのホッシがレッドカードを受けた理由は“オナニー”

2020.12.16 コンメボル・スダメリカーナ 2020

▲ 70分に主審がホッシにレッドカードを提示する場面

12月16日にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで行われたコンメボル・スダメリカーナの準々決勝 2nd.Leg「デフェンサ・イ・フスティシア vs バイーア」で、珍事が起こった。

その珍事とは、66分に発生。ボールのないところで起こったホッシのファウルを取った主審のジャッジに不満を抱いた同選手が、メインスタンドに向かって左手を股間に当ててまさぐる様子が映った。同選手の左手の動きは、あたかもオナニーをしているかのようなアクションで、VARからの連絡を受けた主審は映像確認を行った上で、ホッシにレッドカードを出した。非紳士的行為による退場劇だった。

判定を不服とするホッシは、ピッチを去ってから腕に巻いていたテーピングを剥がして壁に投げつける様子も。しかし、試合中に悪意を持って股間をまさぐるジェスチャーは、プロスポーツ選手として許される行為ではない。

ブラジルでは2017年のブラジレイロンでも、コリンチャンスのガブリエウがピッチサイドでスタンドに向かってオナニーダンスを披露したことがある。

◆ ホッシ

本名:
ホシクレイ・ペレイラ・ダ・シウバ
生年月日:
1993年4月22日生まれ(27歳)
出身:
ブラジル(パラ州プライーニャ)
身長:
170cm
ポジション:
フォワード

2009年に15歳でフラメンゴの下部組織に入団し、その後フルミネンセを経て2012年にポンチ・プレッタの下部組織からトップチームに昇格。しばらくはゴール数も少なかったが、2016年に完全移籍で加入したゴイアスデ9ゴールを挙げると、2017年にはシャペコエンセでも活躍したが、その後は深圳FC(中華人民共和国)からレンタルでインテルナシオナウやバスコに貸し出された。2020年は完全移籍でバイーアに所属。