マンコは欲しがられていない? 現時点でどこからもオファーがないと本人が公言

2020.12.07 リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2020

▲ アトレティコ・グラウでの全日程を終えてからオファーが来ていないことを明かしたレイモン・マンコ

リーガ1(ペルー1部リーグ)は年間王者決定戦が済んでいないが、前期と後期の全日程は終了。タイトルに関係ないクラブチームはオフに入り、レイモン・マンコ擁するアトレティコ・グラウはリーガ2(ペルー2部リーグ)への降格という悔しい切符を手に、オフシーズンに入った。2021年をアトレティコ・グラウで過ごすつもりのないマンコに、オファーは届いているのか。

結論は、オファーは届いていないとわかった。マンコは喫緊の状況を説明している。

「今のところオファーはない。アトレティコ・グラウからは、後期が終了する前に電話があったが、私からは『倫理的に全日程を終えてから話し合うべき』と返した」

「私はどのクラブへ行っても全力でプレイするよ。前提としてプロだし、どのクラブでも問題なく戦えるから」

マンコは兼ねてから自身がファンと公言しているアリアンサ・リマからも、現時点でオファーがないことを明かした。ペルー国内からオファーがない場合、外国のオファーを検討するかについては言及していない。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(30歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスに加入してチームの1部残留に貢献した。2020年は前年王者のデポルティーボ・アトレティコ・グラウに移籍してリベルタドーレスにも出場したが、COVID-19のパンデミックによる中断期間中に首脳陣と対立して退団。アトレティコ・グラウへ活躍の場を移している。元ペルー代表。