マンコが古巣へ再度復帰か アリアンサ・リマの来年の補強計画にマンコが入る

2020.12.29 リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2020

▲ 自身もファンと公言している古巣アリアンサ・リマへの復帰が現実的になりつつあるレイモン・マンコ (写真は2016年のもの)

ペルー紙「Libero」によれば、アリアンサ・リマが2021年のシーズンに備えて、レイモン・マンコを補強策としているとわかった。

マンコは過去に二度アリアンサ・リマに所属している。最初は2006年にデビューしたときで、その後オランダに渡ったのち、移籍を繰り返して2015年に7年ぶりの復帰を果たした。

その後はベネズエラのサモーラFCを経てペルー国内のクラブチームを渡り歩き、2020年はアトレティコ・グラウで主力として重宝されたが、グラウは失意の2部降格が決まった。

そのアトレティコ・グラウで監督を勤めたラファエル・カスティージョ氏がアリアンサ・リマを指揮するか否かが、マンコの古巣復帰を左右するとも現地では報じている。

幼少期からアリアンサ・リマのファンであると公言しているマンコは、愛するアリアンサ・リマへの復帰を望む発言をほのめかしている。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(30歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2006年に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスに加入してチームの1部残留に貢献した。2020年は前年王者のデポルティーボ・アトレティコ・グラウに移籍してリベルタドーレスにも出場したが、COVID-19のパンデミックによる中断期間中に首脳陣と対立して退団。アトレティコ・グラウへ活躍の場を移している。元ペルー代表。