マンコのスーパーゴールがリベルタドーレスのウィークリーベストゴールにノミネート

2019.02.01 コンメボル・リベルタドーレス 2019
▲ 14分に超ロングシュートを決めたレイモン・マンコに抱きついて喜ぶレアル・ガルシラッソのイレブン

リベルタドーレスのグループリーグ予備戦1次ラウンドを終えて、2nd.Leg に生まれたゴールのベストゴールについて話題が持ちきりだ。現地ペルーの報道によれば、今週のベストゴールはレアル・ガルシラッソのレイモン・マンコが前半に決めた超ロングシュートが専ら。

1月29日にクスコでマンコが決めたゴールは、相手のキーバーが前に出ていたことを確認した上で、約50mの距離からゴールネットに突き刺した豪快なゴールであった。このゴールは世界中に配信されると、往年のデイヴィッド・ベッカム(マンチェスター・ユナイテッド)やウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)、マルティン・パレルモ(ボカ・ジュニオルス)などのスーパーゴールとも比較されるほどの騒ぎになった。

こうなると、南米大陸でも話題になったのは言わずもがな。マンコが決めたスーパーゴールは、リベルタドーレスにおける今週のベストゴールにノミネートされ、twitter での投票によればマンコのゴールが得票数トップを誇っている。

マンコのスーパーゴールを受けて、ペルー代表のリカルド・ガレカ監督は「代表へ呼ぶ可能性も決してゼロではない」とコメント。着実に成果を出しているマンコは、ペルー代表復帰に少しずつ歩みを進めているともとれるが、果たして。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(27歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。現在はウニオン・コメルシオに所属し、トップ下としてスタメン出場している。