2019年シーズンの開幕が1週間延期に とあるクラブの会長選が理由である点には賛否両論

2019.01.31 コパ・コカコーラ(ウルグアイ1部リーグ) 2019
▲ 国内リーグの開幕日を1週間延期する措置を発表したAUF(ウルグアイサッカー協会)の広報担当カミーロ・ドス・サントス氏

AUF(ウルグアイサッカー協会)は1月31日、2019年2月9日に予定されていたコパ・コカコーラ(ウルグアイ1部リーグ)2019の開幕を1週間延期する措置を発表した。

2019年のコパ・コカコーラは当初、2月4日にアペルトゥーラ(前期)の日程が公表されて、9日に開幕する計画があった。ところが、首都モンテビデオの名門フェニックスが、9日にクラブ会長選挙を予定しているため、リーグの開幕を延期してほしいとの申し立てをAUFに行い、1週間の延期が決まったという。

これを受けて、ウルグアイのとあるクラブチームの会長は 「その会長選が予定通りに行われなかった場合は、2週延期される可能性もある」 とコメント。そして、とある情報筋によれば 「リーグの開催に影響を及ぼすような勝手な主張には、何らかのペナルティを科すべき」 と苦言を呈する者もいたことが判明している。

フェニックスの申し立てに関して賛同したのは、ボストン・リーベル、セロ、ダヌービオ、フベントゥー、セロ・ラルゴ、プログレーソ、ラシン、リーベル・プレート・モンテビデオと8クラブに上り、過半数に達したことがわかっている。
逆に前述の申し立てに同調しなかったペニャロール、ナシオナル・モンテビデオ、デフェンソール・スポルティンといった強豪は、勝手ともとれるリーグの開幕延期に不満と異議を表明している。

以上を受けて、アペルトゥーラ(前期)の開幕は2月16日に延期されることが、取り急ぎ決まった形だ。