マンコに“2つめの所属先” 古巣アリアンサ・リマの7人制サッカー部門が加入を発表

2023.03.23 スーペルリーガ・7スターズ(7人制サッカー)

▲ 古巣アリアンサ・リマの7人制サッカー部門で新戦力としての加入が決まった元ペルー代表MFレイモン・マンコ

マンコが2016年12月以来、約6年ぶりに愛する古巣のユニフォームに袖を通す。ペルーの名門アリアンサ・リマは22日、32歳の元ペルー代表MFレイモン・マンコの加入を発表した。ただし、11人制のサッカーでの補強ではなく、7人制サッカーの部門(アリアンサFC)での補強。

マンコは昨年所属していたファン・アウリッチを退団して以降は無所属で、移籍先を探していた。一部報道では引退を示唆する記事も上がったが、引退についてマンコは「そのときは自分から口にする」と発言。引退の噂を否定したが、2023年の年始は移籍先が決まらないまま移籍市場が閉鎖したことにより、同年7月の移籍市場再開まではペルー国内でチームに所属できない事態になっていた。

そんな折、3月18日にアメリカの7人制サッカーチームのひとつである「ジャクソン・テネシー・ブーム」というクラブチームが、マンコの加入を発表。これにより、マンコは6月にノースカロライナ州で開幕するTSTチャンピオンシップに選手として出場することになったが、それ以外の時期は引き続きフリーの状況にあった。

ペルーサッカー界の規定により、7月までは11人制のサッカー選手としてペルー国内のどこにも加入できないマンコ。そんなマンコに声をかけたのが、マンコの古巣でもあるアリアンサ・リマだった。アリアンサ・リマにある7人制サッカー部門(アリアンサFC)の選手として古巣への復帰が叶ったマンコは、ペルー国内で開催される「スーペルリーガ・7スターズ」に参戦。早ければ、3月24日のトーナメント初戦にも出場する可能性があるという。

補足までに、選手の価値を評価する国際的な機関によれば、マンコの現在の価値は17万5千ユーロ(日本円で約2,500万円)。マンコが2008年にアリアンサ・リマからPSV(オランダ)へ移籍した当時の価値は、150万ユーロ(日本円で約2億1,500万円)だった。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(32歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスに加入してチームの1部残留に貢献した。2020年は前年王者のデポルティーボ・アリアンサ・ウニベルシダーに移籍してリベルタドーレスにも出場したが、COVID-19のパンデミックによる中断期間中に首脳陣と対立して退団。アトレティコ・グラウへ移籍したが、チームを残留には導けなかった。2021年にはアリアンサ・ウニベルシダーに加入したが、こちらでもチームを残留には導けず。2022年はキャリア初の2部リーグに舞台を移したが、半年足らずでサントス・デ・ナスカを退団。同年7月にファン・アウリッチに加入して、チームの残留には貢献した。元ペルー代表。