マンコの移籍先決定報道はフライング カルロス・ステインの監督が「マンコは来ない」と否定

2021.12.03 リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2021

▲ ペルー国内のメディアでカルロス・ステインへの加入で口頭での合意に達したと報じられたマンコだが…

マンコが2022年はカルロス・ステインでプレイすることになると複数のペルー国内メディアが報じたばかりだが、同クラブのハイル・ブトロン監督は一連の報道に否定的なコメントを残した。

「いや、マンコは来ない。彼の名前は補強リストに挙がっていない。だからなぜそのような報道が出たのかもわからない」

ブトロン監督は来季に向けて補強を進めていることは認めたものの、補強策にマンコが含まれてはいないと述べた。カルロス・ステインと口頭で合意に達したと報じられた、ペルーでの報道はフライングだったようだ。決まりかけていたと思われたマンコの移籍先は、どこになるのか。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(31歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスに加入してチームの1部残留に貢献した。2020年は前年王者のデポルティーボ・アリアンサ・ウニベルシダーに移籍してリベルタドーレスにも出場したが、COVID-19のパンデミックによる中断期間中に首脳陣と対立して退団。アトレティコ・グラウへ移籍したが、チームを残留には導けなかった。2021年にはアリアンサ・ウニベルシダーに加入したが、こちらでもチームを残留には導けず。元ペルー代表。