実況は興奮して「マンコ」を10回連呼するも… マンコのループシュートはクロスバーを越える

2021.05.17 リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2021

▲ 40分にレイモン・マンコ(90番)がループシュートを放つ直前の場面

5月15〜17日にペルーの首都リマで行われたリーガ1(ペルー1部リーグ)の前期第8節。「アリアンサ・ウニベルシダー vs UTC」で、元ペルー代表MFレイモン・マンコがまたも才能の片鱗を見せつけた。

マンコが観る者を魅了したのは、0-1 とアリアンサ・ウニベルシダーの1点ビハインドで迎えた前半40分。センターサークルからジャック・ドゥバンが供給したロングパスで前線の左を上がったマンコがボールをトラップすると、ツータッチでカルロス・ディエスを抜き去ってペナルティエリアに到達。キーパーと1対1になったマンコは、右足のインステップにボールを乗せてループシュートを選択した。

キーパーの伸ばした右手をすり抜けたボールが空中で弧を描くと、実況アナウンサーはマンコのループシュートが決まるのを予感して「マンコ!マンコ!マンコ!マンコ!…」とマンコを10回連呼。しかし、ボールは上がりすぎてクロスバーを越えてしまい、ゴールネットの裏側でバウンドして広告看板の裏に消えた。

前半40分にループシュートを放ったマンコの動画を観たい方はこちら!

▲ 94分にレオナルド・ビジャルバ(右奥)に向けて文句を浴びせるレイモン・マンコ(90番)

この場面以外でもスタメン出場で随所に見せ場を作っていたマンコだったが、後半のアディショナルタイムに失点した直後の94分に足を掛けられて倒されたのを発端に、立ち上がってレオナルド・ビジャルバに詰め寄って文句を浴びせると、他の選手や審判が仲裁に入るほどの口論に発展。主審はまずビジャルバにレッドカードを出すと、振り返ってマンコにもレッドカードを突きつけた。この結果、マンコは第9節を欠場する羽目になった。

なお、試合はマンコ擁するアリアンサ・ウニベルシダーが 1-2 で敗れている。

リーガ1(ペルー1部リーグ) 2021 前期 第8節 (2021/05/17)
アリアンサ・ウニベルシダー 1-2 UTC
マヌエル・モンテーロ GK サロモン・リブマン
パウル・バシ
ジョナタン・アビラ
ホセ・カノバ
クリスティアン・カルバハル
(ダミアン・イスモデス)
DF ホスエ・エストラーダ
ニコラス・オルティス
ジェレルド・ゴルディージョ
ルイス・トルヒージョ
イサ・タランチャ
(クラウディオ・ラミーレス)
アクセル・サンチェス
(オスカル・ビルチェス)
ジャック・ドゥバン
レイモン・マンコ
マルセーロ・ガヤルド
MF レオナルド・ビジャルバ
(ジョルジーニョ・セルナケー)
カルロス・ディエス
フレディ・カストロ
アンディ・ウアマン
ガスパル・ジェンティーレ
(フラビオ・ゴメス)
ハイル・コルドバ
(フレディ・ポルティーヤ)
FW アレクシス・ブランコ
(ピエーロ・サブローソ)
パウル・バシ 76 ゴール 20 ホスエ・エストラーダ
90+2 ジョルジーニョ・セルナケー
ジョナタン・アビラ
クリスティアン・カルバハル
イエロー
カード
ジェレルド・ゴルディージョ
フレディ・カストロ
ピエーロ・サブローソ
ニコラス・オルティス
レイモン・マンコ レッド
カード
レオナルド・ビジャルバ
ロニ・レボラル 監督 パブロ・ガラベージョ
主審: ジョルディ・エスピノーサ
会場: エスタディオ・ビヤ・デポルティーバ・ナシオナル (リマ)

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(30歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスに加入してチームの1部残留に貢献した。2020年は前年王者のデポルティーボ・ビナシオナルに移籍してリベルタドーレスにも出場したが、COVID-19のパンデミックによる中断期間中に首脳陣と対立して退団。アリアンサ・ウニベルシダーへ移籍したが、チームを残留には導けなかった。元ペルー代表。