マンコの古巣に“ビンラディン”加入!? 19年前の米同時多発テロの翌年に生まれた18歳の正体は

2020.10.16 ペルー1部リーグ 2020

▲ かのテロリストと同名が付いている18歳のオサマ・ビンラデン・ヒメーネス・ロペス

2017〜2018年にレイモン・マンコも在籍していたウニオン・コメルシオに、不気味な名前の若き選手が加入した。その名は、「オサマ・ビンラデン・ヒメーネス・ロペス」。なんと、2001年にニューヨークなどで発生した米同時多発テロの首謀者であるウサマ・ビンラディン容疑者(故人)と同名なのだ。

オサマ・ビンラデン・ヒメーネス・ロペスは2002年生まれの18歳で、ユースのカテゴリーでは若くして頭角を現していた。登録名は「Osama(オサマ)」だが、テロ組織アルカイダの元首謀者と同名であることから、当人は幼少期に友だちをつくる際に苦労や悩みがあったことを吐露。しかし、かつては不快に捉えていたことであっても、事実を踏まえて強く生きることを選んだと本人は述べている。

なお、アルカイダの元首謀者は日本では「ウサマ・ビン・ラディン」と称され、アルファベットのスペルは「Osama Bin Laden」であるため、アルファベットの文字列は異なっている。しかし、「V」を唇噛まずに発音するスペイン語では、かのテロリストとも同じ名前に響くことから、兼ねてから物議を醸す名前であったことは記すまでもない。

果たして、ペルーの若き“ビンラディン”は、今後どのような活躍をみせてくれるのか。