念願のペルー代表復帰をあきらめていないマンコ Atl.グラウ移籍で夢の実現を目指す

2020.07.11 リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2020

▲ アトレティコ・グラウの練習場に笑顔で親指を立てるレイモン・マンコ

ペルーの前年王者であるデポルティーボ・ビナシオナルを離れた29歳のレイモン・マンコが移籍した先は、2020年の前期で最下位に沈むアトレティコ・グラウ。レアル・ガルシラッソ(現在のクスコFC)からスポルト・ボーイスに移籍してチームの1部残留に貢献した昨年のように、マンコはグラウでも光り輝くのか。その先にマンコが描いている未来予想図は、念願のペルー代表復帰だが…。

アトレティコ・グラウへの移籍が決まる前に、マンコには名門アリアンサ・リマへの復帰の噂もあった。このことについてマンコは自身の見解を述べている。

「アリアンサ・リマに戻ることは私の夢でもある。父がアリアンサ・リマのインチャ(サポーター)でね。私自身も幼い頃から父の影響でアリアンサ・リマのファンとして育った。引退すれば、アリアンサ・リマの試合を観に息子を連れて行きたいんだ。私自身も選手としてアリアンサ・リマで再びプレイしたい願望はある。だが、移籍先は必ずしも自分の思い通りに決まるものでないことも承知しているよ」

そんなマンコは、アトレティコ・グラウに移籍した自身の環境変化を悲観していない。マンコはどんな環境でもリカルド・ガレカ監督からお声がかかることを願って日々目の前の仕事に集中している。

「アトレティコ・グラウは、昨年のスポルト・ボーイスほど(2部降格に)深刻な状況ではないが、これ以上低迷するとさすがに危なくなる。勝ち点を重ねなければならない立場であり、そんなチームのために自分が最善を尽くして貢献すれば、ペルー代表への復帰も不可能ではないと信じている。そのためにはそれに見合うパフォーマンスを発揮することが条件だけどね」

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(29歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスに加入してチームの1部残留に貢献した。2020年は前年王者のデポルティーボ・ビナシオナルに移籍してリベルタドーレスにも出場したが、COVID-19のパンデミックによる中断期間中に首脳陣と対立して退団。アトレティコ・グラウへ活躍の場を移している。元ペルー代表