マンコが叶えたい夢 ペルー代表への復帰と次に移籍先を選べるなら?の質問に答える

2020.04.16 リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2020

▲ ペルー代表への復帰を今もあきらめていないレイモン・マンコ (※写真はかつてペルー代表として試合に出ていた2013年頃のもの)

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミックにより選手としての活動ができない非常事態でも、マンコは前向きな近未来予想図を描き続けている。

ディレクTVスポルトの遠隔インタビューに応じたレイモン・マンコは、ペルー代表復帰への思いを口にした。

「ペルー代表の広報に連絡したいんだ。連絡できれば、ガレカ監督から指導を受けられるかもしれないからね」

さらにマンコは、「もし次の移籍先を選べるとすれば、希望する移籍先はある?」との質問に対しては、ペルー国内の2チームを挙げた。

「もし移籍先を選べるのなら、アリアンサ・リマかスポルト・ボーイスだね。ピンク色のチーム(スポルト・ボーイス)については、(アルゼンチン人の)マルセーロ・ビバス監督との確執があって退団してしまったことは、サポーターに申し訳なく思っているんだ。でもアリアンサ・リマの次に愛着のあるチームだよ」

兼ねてからアリアンサ・リマのファンであると公言しているマンコだが、再びピンク色のマンコになりたい願望も示唆した。

そんな折、マンコの能力を絶賛する先輩のペルー代表FWジェフェルソン・ファルファンがロシアの首都モスクワでCOVID-19の陽性と診断された事実が、ペルー国内でも大きく取り上げられた。後輩のマンコはもちろん、ペルー代表の選手や協会スタッフらもファルファンの体調を心配して、同選手の一刻も早い回復を祈る声明を出している。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(29歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスに加入してチームの1部残留に貢献した。