ピンク色のマンコが誕生 最下位に甘んじた名門スポルト・ボーイスを残留に導く救世主となるか

2019.06.18 リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2019

▲ スポルト・ボーイスへの加入が決まったレイモン・マンコ(写真はスポルト・ボーイスが作った合成)

ピンク色のマンコが、ペルー代表への復帰を目指して活動することになった。ペルー1部のスポルト・ボーイスは18日、元ペルー代表MFレイモン・マンコの加入を発表した。

スポルト・ボーイスは、首都リマの隣町でもある港町カヤオをホームタウンとする1927年創立の名門だが、今年のアペルトゥーラ(前期)は18チーム中最下位に甘んじた。このままの調子がクラウスーラ(後期)も続けば降格もありうるため、チームは即戦力となる選手の補強を検討していた。マンコは、そんな低迷するチームの救世主として指名されたのであった。

レアル・ガルシラッソを退団したマンコに対しては、古巣のウニオン・コメルシオも獲得を検討していて、オファーまで出していた。だが、マンコが選んだユニフォームの色は、赤でなくピンク色だった。

ピンク色のユニフォームがチームカラーでもあるスポルト・ボーイス。マンコにピンク色は似合うのか、そしてピンク色のユニフォームに袖を通すマンコはスポルト・ボーイスを1部残留に導くことができるのか。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(28歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団した。