半裸の29歳女性がピッチに乱入して試合が一時中断 女性警官に取り押さえられて強制退場

2019.02.14 スーペルリーガ・アルヘンティーナ 2018-2019
▲ 試合中に半裸でピッチを駆け回った29歳のシェイラ・スタノーリさん

2月14日にアルゼンチンのロサリオで行われたスーペルリーガの第14節(振替試合)「ロサリオ・セントラル vs リーベル・プレート」の試合中に、思わぬ乱入者が現れて試合が一時中断するハプニングがあった。

試合が一時中断したのは、後半初めの53分頃。その女性はピッチを走りながら身につけていた衣装を自らはぎ取って頭上に放り投げながら、ピッチを縦横無尽に駆け回った。言わずもがな、場内にいた警備担当の警察官が制止に出たが、相手が服を脱いでいる女性ということもあり、セクシャルハラスメントの観点から彼女を追いかけたのは全員女性警官だった。

女性は警官が間近まで近づくと、スピードを上げて逃走。女性警官が突き放されると、スタンドからは女性に向けた(?)歓声も上がった。

▲ 女性警官によって身柄を取り押さえられた29歳のシェイラ・スタノーリさん

女性警官との“鬼ごっこ”が約30秒近く続いた末に、乱入した女性は警官5人がかりで取り押さえられた。身柄を拘束されてピッチを去る女性は、なんとパンティー1枚の半裸状態で、おっぱいは丸出し。そして上半身にはロサリオ・セントラルのチームカラーと、ニューウェルス・オールドボーイスのチームカラを左右にペイントし、腹部や腰付近にもペイントや印字をした肢体であった。

この出来事はすぐにアルゼンチン国内で話題になり、ネット上での犯人捜しによって女性の正体はすぐに判明。女性は29歳のシェイラ・スタノーリさんで、彼女の Instagram に掲載されてある写真などからはモデルとみられる。クリスチャン(キリスト教徒)であることも明かしてあるが、多くは表現していない。

身柄を確保されたシェイラ・スタノーリさんは、現地アルゼンチンの法律によって厳正に処分されるとみられる。

スーペルリーガ・アルヘンティーナ 2018-2019 第15節 (2019/02/14)
ロサリオ・セントラル 1-1 リーベル・プレート
ヘレミアス・レデスマ GK フランコ・アルマーニ
ゴンサーロ・ベッティーニ
ナウエル・モリーナ
(オスカル・カベーサス)
マティアス・カルッソ
ミゲル・バルビエーリ
DF ハビエル・ピノーラ
ロベール・ロハス
ルーカス・マルティネス
ファビアン・リナウド
ワシントン・カマーチョ
ネストル・オルティゴーサ
レオナルド・ヒル
アグスティン・アリオーネ
(マキシミリアーノ・ロベーラ)
MF ゴンサーロ・モンティエル
(マティアス・スアーレス)
ミルトン・カスコ
レオナルド・ポンシオ
イグナシオ・フェルナンデス
(クリスティアン・フェレイラ)
フェルナンド・サンペドリ
(クラウディオ・リアーニョ)
FW ファン・フェルナンド・キンテーロ
ルーカス・プラット
ラファエル・サントス・ボレー
(ニコラス・デ・ラ・クルス)
アグスティン・アリオーネ 46 ゴール 17 ファン・フェルナンド・キンテーロ
マティアス・カルッソ イエロー
カード
ルーカス・マルティネス
ミルトン・カスコ
エドガルド・バウサ 監督 マルセーロ・ガジャルド
主審: アンドレス・メルロス
会場: エスタディオ・ヒガンデ・デ・アロジート (ロサリオ)