リベルタドーレスへの意気込みを述べたマンコが口にした古巣アリアンサ・リマへの想い

2019.01.20 コンメボル・リベルタドーレス 2019
▲ 古巣アリアンサ・リマへの想いを語ったレイモン・マンコ

レイモン・マンコは、レアル・ガルシラッソに加入して1週間が経った。現地メディアの取材に応じたマンコは、現在の様子について説明した。

「ここ(クスコ)に来て1週間が経った。慣れるまでにはまだ時間が必要だけど、クスコの人々やクラブのサポーター、スタッフ、チームメイトが温かく迎え入れてくれたことを嬉しく思う。そして、約束はできないが、リベルタドーレスでがんばってチームに貢献したいと思っている」

マンコは、去年までの異なる環境である標高の高いクスコでの生活への順応を意識して、日々トレーニングを続けている。

さらに、SNSでファンから「もしも(古巣の)アリアンサ・リマから正式なオファーがあったら、あなたは復帰したでしょうか?」との質問を寄せられると、マンコは「最も可能性は高い」と明言。アリアンサ・リマに復帰できる可能性がある場合は、前向きに検討したい思いがあることを明かした。

その一方で、アリアンサ・リマのライバルであるスポルティン・クリスタルから仮にオファーがあった場合について問われると「興味がない」と切り捨てたマンコ。マンコにとってアリアンサ・リマは特別である一方、その宿敵については眼中になしといったところか。アルゼンチンでいうところのインデペンディエンテとラシン、リーベルとボカ、ブラジルでいうところのパウメイラスとコリンチャンスなどと同様に、徹底的にライバルチームを嫌う傾向がペルーの首都リマにもあることが読み取れる。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(27歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。現在はウニオン・コメルシオに所属し、トップ下としてスタメン出場している。