31日にペルー代表FWパオロ・ゲレーロのロシア大会出場が決定したニュースは、ペルー国内外で一斉に報じられた。ペルーの全国民にとっての朗報といっても過言でないこのニュースについて、元ペルー代表MFレイモン・マンコもコメントを寄せた。
ESPNの取材に応じたマンコは、ゲレーロのワールドカップ出場を次のように祝福。
「私はパオロ(ゲレーロ)のワールドカップ出場が叶ったことをとても喜んでいるし、この気持ちを本人に直接伝えたいくらいだ」
「私はパオロをすごく信頼しているし、ペルーが…いや、南米大陸が生んだ優秀なストライカーであるパオロはワールドカップできっと歴史を作れると確信している」
マンコ自身にワールドカップ出場の可能性がない中で、マンコはペルー代表の熱心なサポーターとして国を応援する姿勢を明確にした。
マンコとゲレーロにはプライベートでも妙なつながりがある。当時マンコの配偶者だったフィオレーラ・アルサモーラさんがゲレーロと不倫していた事実を離婚後にカミングアウトしたことで、マンコとゲレーロが“穴兄弟”である事実が判明。フィオレーラさんはその後も再婚と離婚を繰り返し、謎のエリザベス・テイラー宣言まで飛び出すなど自由奔放な性生活を満喫していることが、のちに報じられるに至った。それはさておき、マンコの想いはゲレーロに届いただろうか。
◆ レイモン・マンコ
- 本名:
- レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
- 生年月日:
- 1990年8月23日生まれ(27歳)
- 出身:
- ペルー(ルリン)
- 身長:
- 172cm
- ポジション:
- ミッドフィルダー
17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。現在はウニオン・コメルシオに所属し、トップ下としてスタメン出場している。