人気者のマンコは2022年もペルーでプレイか 昇格組カルロス・ステインなどが獲得を検討

2021.11.09 リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2021

▲ 2022年には別のクラブでプレイしている可能性があるとみられる元ペルー代表MFレイモン・マンコ

マンコにはまだまだ需要がある。31歳の元ペルー代表MFレイモン・マンコは、2022年も引き続きペルー国内のクラブでプレイすることになるとみられている。

マンコの獲得を検討しているのは、ペルー北部のランバイェケをホームタウンとするカルロス・ステイン。2012年創立の新興チームで、2020年に初めてリーガ1(1部)に昇格したが、1年でリーガ2(2部)に降格。そして再び1年でリーガ1に昇格を決めたばかりだ。

カルロス・ステインは、2022年ではリーガ1残留が目標。そのための補強策として、マンコの獲得を検討しているという。

マンコは2020年にアトレティコ・グラウをリーガ1残留に導けず、翌2021年にはアリアンサ・ウニベルシダーを同じく残留に導けなかった。それでもマンコを必要とするクラブはカルロス・ステイン以外にも複数あり、マンコはこのオフシーズンにいくつかのオファーをもらうと現地では報じられている。

マンコは現在、オフシーズンを利用して家族と休暇を過ごしている。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(31歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスに加入してチームの1部残留に貢献した。2020年は前年王者のデポルティーボ・アリアンサ・ウニベルシダーに移籍してリベルタドーレスにも出場したが、COVID-19のパンデミックによる中断期間中に首脳陣と対立して退団。アトレティコ・グラウへ移籍したが、チームを残留には導けなかった。2021年にはアリアンサ・ウニベルシダーに加入したが、こちらでもチームを残留には導けず。元ペルー代表。