レイモン・マンコを尊敬しているアドビンクラが謙遜 「私にはマンコのような才能がない」

2018.10.04 ペルー代表
▲ ペルー代表DFルイス・アドビンクラからも一目置かれているレイモン・マンコ(写真は2012年のもの)

現在はスペインで選手生活を送っているペルー代表DFルイス・アドビンクラが、自分にないものを持っている同胞へのリスペクトを惜しまない。その対象は、かつてペルー代表にも招集されていた28歳のレイモン・マンコだ。

アドビンクラには、同い年のマンコがまぶしく見えるという。アドビンクラは、マンコへの敬意を次のように表現している。
「私にはレイモン・マンコがするようなサッカーをやっていないし、できない。もしマンコを模倣していたら、私は代表に呼ばれていないと思う。なぜなら彼には及ばないから」

アドビンクラは今年のロシア大会で3試合に出場して、キャリアに箔をつけた。すると、ワールドカップでの雄姿を見たラージョ・バジェカーノのスカウトの目に留まり、今季はスペインでプレイしている。アドビンクラは、スペインに活躍の場を移した心境も説明した。

「私は今が最もレベルアップした状態だと自覚しているよ。ヨーロッパに渡った最初の頃が決して良くなかったから、個人的なリベンジも兼ねてスペインを選んだんだ。素晴らしいリーグで自分がどこまで通用するかを見極めたい気持ちもあってね」

◆ ルイス・アドビンクラ

本名:
ルイス・ジャン・ピエール・アドビンクラ・カストリジョン
生年月日:
1990年3月2日生まれ(28歳)
出身:
ペルー(エル・カルメン)
身長:
178cm
ポジション:
右サイドバック

2009年にデビューし、スポルティン・クリスタルなどで活躍。欧州挑戦は当初うまくいかなかったが、2014年に加入したビットーリア・セトゥバル(ポルトガル)で活躍すると、以降はアルゼンチンやメキシコなどでもレギュラーとして活躍した。