2018.03.20 ペルー1部リーグ 2018
▲ 49分に同点ゴールを誘発するシュートを打った元ペルー代表MFレイモン・マンコ(右)は、ゴールを決めたウィルメル・アギーレの頭をなでて祝福
4月6〜9日に行われたペルー1部リーグのトルネオ・デ・ベラーノ 第10節。クスコで行われた「ウニオン・コメルシオ×スポルト・ボーイス」は、同点でタイムアップを迎えた。
先制したのは、敵地に乗り込んだスポルト・ボーイス。30分に左サイドを崩す攻撃から生まれたルーズボールを、ピエーロ・ラットが左足を振り抜いてゴール右隅にシュートを決めた。ウニオン・コメルシオはルーズボールへの対処が遅れて、シュートコースを塞ぐ守備も間に合わなかった。
3連敗中でグループ最下位に沈むウニオン・コメルシオを救うゴールを演出したのは、11年前にU-17ワールドカップで活躍したレイモン・マンコだった。エンドの替わった後半の立ち上がり、中央突破を図ったマンコが前線にボールを渡すと、ウィルメル・アギーレは右足のアウトサイドキックでくさびになってマンコとワンツー。マンコはペナルティアークで苦手な左足のボレーシュートでゴール左隅を狙ったが、ボールはポストに当たって跳ね返った。そのセカンドボールをウィルメル・アギーレがヘディングでゴールに押し込み 1-1 とすると、左腕に黒いキャプテンマークを巻いたマンコは、笑顔でスコアラーを祝福した。
マンコはその後も逆転ゴールを創造しようとして、決定的なラストパスを出す場面もあったが、フィニッシュがゴールには結びつかず。一方、相手に追加点を奪われそうな瞬間もあったが、キーパーのファインセーブなどでピンチを切り抜けた。
今やウニオン・コメルシオにとって欠かせないキャプテンでもあるレイモン・マンコ。同点ゴールを演出したこの日の活躍も、リカルド・ガレカ監督の目には届いているだろうか。
ペルー1部リーグ 2018 トルネオ・デ・ベラーノ 第10節 (2018/03/20) | ||
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ウニオン・コメルシオ | 1-1 | スポルト・ボーイス |
アンヘル・サムーディオ | GK | ダニエル・フェレイラ |
デイネル・オルドニェス ヘレミ・サラス クリスティアン・ダビラ ヘスス・ラバナル |
DF |
マヌエル・テハーダ エミリアーノ・シウッチ アンディ・レアテギ ネリーニョ・キーナ |
アンヘル・オヘーダ (ファン・ワルデマール) エディ・レンテリーア ミゲル・カランサ レイモン・マンコ ホセ・リベーラ (レイ・ゴメス) |
MF |
カルロス・ディエス ジョシマール・バルガス (ファン・ゴンサーレス) ピエーロ・ラット (マリオ・カズマ・タジマ・ロペス) ジョニエル・モンターニョ ダミアン・イスモデス (アロン・トーレス) |
ウィルメル・アギーレ (クリスティアン・ボガード) |
FW | マキシミリアーノ・ベラスコ |
ウィルメル・アギーレ 49 | ゴール | 30 ピエーロ・ラット |
ファン・ワルデマール | イエロー カード |
ファン・ゴンサーレス ダミアン・イスモデス |
ファン・ワルデマール | レッド カード |
ファン・ゴンサーレス |
ワルテル・アリスティサバル | 監督 | ニルトン・ガルセス (代行) |
主審: ディエゴ・ミルコ・アーロ・スエルド 会場: エスタディオ・IPD (ヌエバ・カハマルカ) |