やる気満々のマンコが口を開く 「アリアンサ・リマのファンとしてウニベルシターリオに勝ちたい」

2019.10.04 リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2019

▲ アリアンサ・リマに復帰した際にカメラ目線で両手のハートマークを披露したレイモン・マンコ (写真は2015年8月6日のもの)

ペルー代表への復帰を目標にしているレイモン・マンコは現在、港町カヤオを本拠地とするスポルト・ボーイスに身を置いている。スポルト・ボーイスは今年の前期で最下位に沈んだが、マンコが加入して迎えた現在開催中の後期では中位につけている。このチームで復調気配のマンコは、週末のウニベルシターリオ・デポルテス戦に向けてやる気をみなぎらせている。

昔からマンコは、首都リマの名門アリアンサ・リマの熱烈なファンであることを公言している。マンコ自身もアリアンサ・リマでデビューして、2015年にも加入した過去を有する。アリアンサ・リマの宿敵といえばスポルティン・クリスタルが筆頭で、両者の対決はクラシコとして人気も高いが、同じく首都リマを本拠地とするウニベルシターリオ・デポルテスもまた、アリアンサ・リマのライバルのひとつだ。マンコは、アリアンサ・リマのライバルは自分のライバルと位置づけているようで、ウニベルシターリオを倒すことに闘志を燃やしている。

「今はスポルト・ボーイスのメンバーだけど、アリアンサ・リマのファンとしてウニベルシターリオに勝ちたいと思っている。もし勝てれば、チームにも勢いがつくし、良いことだよ」

ウニベルシターリオ・デポルテスは前期こそ12位だったが、後期ではここまで好調で首位を独走中。そんな勢いのあるチームを相手に勝ち点3を取ることによって、スポルト・ボーイスに自信と勢いを持たせたいとするマンコの思いがあるのだ。

「ウニベルシターリオを嫌いなどという感情はないよ。それでもライバル視しているのは、それだけ良いチームだからだ。ホームで戦えるから、是非とも結果にこだわって戦いたいんだ」

「この試合は重要だけに、不安もある。相手は首位だし、下馬評では我々が不利だろう。しかし我々にも勝ちたい理由がある。残留争いにコミットしているから、勝ち点3が必要なんだ」

スポルト・ボーイスは現在、前後期の合計勝ち点で下から3番目にあり、油断すれば降格圏(下から2番目以内)にすぐ転落してしまう。マンコは、先月のインタビューで「シーズン終了まで残留争いを強いられるだろう」との見解を示した一方で、「もしスポルト・ボーイスの残留に貢献できれば、ペルー代表への復帰も近づくと信じている」と抱負も持ち合わせている。

2019年も残り3ヶ月を切っていて、引き続きマンコから目が離せない。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(29歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はスポルト・ボーイスに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団した。

フラメンゴ戦でレッドカードを出されたゲレーロ 主審に向けて何度も Fuck you! を連呼

2019.09.25 カンピオナート・ブラジレイロ 2019

▲ 43分にホドリーゴ・カイオの頭突きを受けて右の目尻を切ったペルー代表FWパオロ・ゲレーロ

25日にマラカナンで行われた「フラメンゴ vs インテルナシオナウ」戦の前半に、ペルー代表FWパオロ・ゲレーロがレッドカードを受けた場面が物議を醸している。その理由は、ゲレーロが発した暴言の中身だ。

ゲレーロは、前半の終了間際に主審への暴言でレッドカードを出された。同選手を退場させた理由について、主審のルイス・フラービオ・ジ・オリベイラ氏は試合後に次のように説明した。

「英語で Fuck you! と言ってきた。それも何度も何度も」

ゲレーロは主審に暴言を吐く直前に、ボールの競り合いでホドリーゴ・カイオに背後から頭突きをされて右の目尻から流血を起こしていたが、この場面で主審はホドリーゴ・カイオにイエローカードを出さないなどお咎めをしなかった。ゲレーロはその5分前にもペナルティエリアでシュートをホドリーゴ・カイオに妨害されていたのに、そこでも主審はホドリーゴ・カイオのファウルをとらず、インテルナシオナウにはPKを与えなかった。一連の不可解かつ不公平なジャッジに対して、ゲレーロが不満を爆発させたとみられる。

▲ レッドカードを受けてからピッチを去る際にテレビカメラに向かって Fuck you! と言いながら中指を突き立てるペルー代表FWパオロ・ゲレーロ

ゲレーロが主審に向けてポルトガル語でなく英語で Fuck you! と言ったのは、主審が英語を理解できないだろうとの公算があったというが、国内外を飛び回っているサッカーのレフェリーが Fuck you! と言われて理解できないはずはなく、レッドカードを出すに至った。

レッドカードを出されたゲレーロは、まずテレビカメラに近づいて自分の流血を強調すると、すかさずピッチに戻って主審に再度抗議。ここでも Fuck you! を発したとみられ、ジャッジに関する不満も訴えたという。その後、ゲレーロはテレビカメラに向けても中指を立てて Fuck you! と吠えた。これらの言動に対して、CBF(ブラジルサッカー連盟)から何らかの制裁が科されるのではと現地では報じている。

◆ パオロ・ゲレーロ

本名:
ホセ・パオロ・ゲレーロ・ゴンサーレス
生年月日:
1984年1月1日生まれ(35歳)
出身:
ペルー(首都リマ)
身長:
185cm
ポジション:
フォワード

名門アリアンサ・リマの下部組織で200ゴール以上決めたのを受けて、ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンが青田買い。その後バイエルンのセカンドチームからトップチームに昇格して活躍した。2006年からは6年間ハンブルガーSVで51ゴールを挙げる活躍をみせた。2012年にブラジルの名門コリンチャンスへ移籍して大活躍したのち、2015年からはフラメンゴでも主力であり続けている。ペルー代表には、2004年から15年に渡り招集され続けている。

頼りになるマンコ 決勝のPKを決めてチームメイトに抱きしめられる チームは暫定10位に

2019.09.07 リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2019

▲ 79分にPKを決めてヘスス・チャベスに抱きしめられるレイモン・マンコ(左)

9月6〜9日に行われたリーガ1(ペルー1部リーグ)の後期 第6節。カヤオで行われた「スポルト・ボーイス vs デポルティーボ・ムニシパル」は、レイモン・マンコのPKなどでスポルト・ボーイスがリードを守りきった。

序盤から優勢を保ったスポルト・ボーイスは、36分に先制。右からのコーナーキックがゴール前でルーズボールになると、アダン・バルビンが右足ボレーでゴールに蹴り込んだ。

後半、スポルト・ボーイスは51分にコーナーキックからビッグチャンスを作ったが、セバスティアン・ペンコが左足ボレーで合わせたシュートはキーパーに弾かれ、セカンドボールをペンコが今度は右足で詰めるも再びキーパーによって阻まれた。それでも77分に右からのクロスがペナルティエリアでアドリアン・セーラのハンドを誘うと、これで得たPKを途中出場のレイモン・マンコが得意の右足で冷静に決めて、ゴールネットが揺れるとマンコは一目散にゴール裏のスタンドへ駆け出して興奮気味にサポーターと喜びを分かち合った。

PKを決めたマンコは、その後も右からのクロスで決定機を演出するなどチームに貢献。後半のアディショナルタイムに1点を返されたが、リードを守りきった。

ペルー代表復帰のハードルとして「スポルト・ボーイスをリーガ1に残留させること」と公言しているマンコにとっても、チームの勝ち点3獲得は喜ばしいこと。スポルト・ボーイスはスタートにつまづいていたが、連勝で暫定10位に浮上している。

リーガ1(ペルー1部リーグ) 2019 後期 第6節 (2019/09/07)
スポルト・ボーイス 2-1 デポルティーボ・ムニシパル
ジョナタン・メディーナ GK スティーブン・リバデネイラ
マヌエル・テハーダ
パオロ・デ・ラ・アーサ
アダン・バルビン
ホスエ・ロドリゲス
DF エドゥアルド・ラバナル
ジョルディ・ビルチェス
アドリアン・セーラ
ホルヘ・トーレス
クラウディオ・トレホン
エドゥアルド・ウリーベ
セバスティアン・ゴンサーレス
(ルイス・ペラルタ)
ヘスス・チャベス
ピエロ・ラット
(ジュニオール・ロス)
MF カルロス・フローレス
ピエール・ララウーリ
アロン・トーレス
(イターロ・レガラード)
リカルド・ブイトラーゴ
(ケビン・ペーニャ)
ファン・ボガード
セバスティアン・ペンコ
(レイモン・マンコ)
FW マティアス・スッカル
(ホルヘ・オブレゴン)
アダン・バルビン 36
(PK) レイモン・マンコ 79
ゴール 90+4 ホルヘ・オブレゴン
ホスエ・ロドリゲス
クラウディオ・トレホン
セバスティアン・ペンコ
イエロー
カード
アロン・トーレス
ジョルディ・ビルチェス
アドリアン・セーラ
ケビン・ペーニャ
マルセーロ・ビバス 監督 ビクトル・リベーラ
主審: ミゲル・サンティバーニェス
会場: エスタディオ・ミゲル・グラウ・デル・カヤオ (カヤオ)

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(29歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はスポルト・ボーイスに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団した。

環境を変えてかつての輝きを取り戻したマンコ 監督も「マンコは素晴らしかった」と称賛

2019.08.21 リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2019

▲ 前半に同店のゴールをお膳立てする間接フリーキックを蹴ったレイモン・マンコ

マンコがかつての輝きを取り戻してきた。18日に行われた試合でレイモン・マンコを擁するスポルト・ボーイスは強豪スポルティン・クリスタルに 2-4 で敗れたが、この試合で開設を務めたディエゴ・レバリアーティ氏は、マンコの復調を確信するコメントを残した。

マンコは2019年の1月にクスコのレアル・ガルシラッソへ移籍したが、リベルタドーレスのグループリーグ予備戦で超ロングシュートを決めたのを除くと、マンコはリザーブチームで過ごす時期が長く、しかも監督からは体調の悪さを批判されるなど不遇の時を過ごしていた。しかし、レアル・ガルシラッソを5ヶ月で退団すると、マンコは国内外から複数のオファーがあった中でペルー国内のトップリーグで最下位に低迷する港町カヤオのスポルト・ボーイスへ移籍。この移籍で環境が変わったマンコは、まるでレアル・ガルシラッソ時代とは別人のように生き生きとプレイしている。

そして18日に行われたスポルティン・クリスタル戦では敗れたものの、マンコは同点ゴールをアシストする間接フリーキックのキッカーを務めるなど、随所に存在感をみせて90分間フル出場を果たした。このときのパフォーマンスについて、試合を放送したCATVモビスター・デポルテスの番組に出演したディエゴ・レバリアーティ氏は、マンコを好意的に捉える発言を残した。

「私は以前マンコについて非常に批判的だったから、マンコに対して公平な視点を持ちたい。今日のマンコはとても良いプレイをしていて、試合でも存在感を示していたし、感銘を受けた。マンコの実力をわかっていなかった私には見る目がなかったと謝りたい」

「今日のマンコは身体的に申し分なく回復していて、強い。彼には特定の役割をさせるよう仕向けるのでなく、大なり小なり自由にプレイするのが合っている。スポルティン・クリスタルに対して果敢に挑んだマンコは素晴らしかった」

ピンク色のユニフォームに袖を通したマンコは、ここからさらに復調して悲願のペルー代表復帰を目指す。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(28歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスへの加入を発表した。

スポルト・ボーイスでフル出場のマンコ フリーキックがポストに当たる不運などで勝ち点稼げず

2019.07.14 リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2019

▲ 14日の試合を終えてインタビューに応じるレイモン・マンコ

7月12〜15日に行われたリーガ1(ペルー1部リーグ)の後期 第1節。カヤオで行われた「スポルト・ボーイス vs アリアンサ・リマ」は、アリアンサ・リマが終了直前に逆転勝利を収めた。

レイモン・マンコがピンク色のユニフォームに袖を通して臨んだデビュー戦は、開始早々にスポルト・ボーイスが先制。3分、マンコのコーナーキックのこぼれ球をジャン・トラゴダーラが右足ボレーでゴールに沈めた。キーパーの手前で相手に当たってコースが少しだけ変わったことも、スポルト・ボーイスにとってはラッキーだった。

しかしアリアンサ・リマは34分に右サイドの高い位置でスローインを得ると、ロドリーゴ・クーバのロングスローにファーサイドから反応したウルグアイ人FWフェリペ・ロドリゲスが右足でゴールに押し込んで 1-1 とした。

スポルト・ボーイスは40分にセットプレイから相手ゴールに迫ったが、マンコのフリーキックは直接ポストに当たると、セカンドボールを拾った攻撃もゴールには至らなかった。

後半、アリアンサ・リマは圧倒的に攻め込んだ。スポルト・ボーイスは交代枠を使い切っても流れを変えられず、最後まで攻撃の姿勢を崩さなかったアリアンサ・リマは、後半のアディショナルタイムにロドリーゴ・クーバがコーナーキックに頭で合わせて逆転勝利を収めた。

この後期からピンク色のユニフォームに袖を通し、初戦をフル出場したマンコは存在感を示したが、自身の古巣であるアリアンサ・リマを相手に逆転負けを喫するほろ苦い新天地デビューとなってしまった。

試合後、マイクを向けられたマンコは「負けて悔しい。だが、残り試合は全部勝ちにいく」と、勝利への執念をみせた。

リーガ1(ペルー1部リーグ) 2019 後期 第1節 (2019/07/14)
スポルト・ボーイス 1-2 アリアンサ・リマ
ジョナタン・メディーナ GK ペドロ・ガレーセ
サムエル・ピネード
(ボリス・アルサモーラ)
アダン・バルビン
ジョン・モンドラゴン
ホスエ・ロドリゲス
DF ロドリーゴ・クーバ
カルロス・ベルトラン
アンセル・リオハス
アントニー・ロセル
カルロ・ウルキアーガ
(ルイス・ペラルタ)
ジャン・トラゴダーラ
レイモン・マンコ
グスターボ・トーレス
MF アルダイール・フエンテス
ウィルデル・カルタヘナ
(リナルド・クルサード)
ホアシーニョ・アロエー
ルイス・ラミーレス
(アドリアン・ウガリーサ)
フェリペ・ロドリゲス
(ホセ・マンサネーダ)
ビクトル・ロセル
(ジュニオール・ロス)
セバスティアン・ゴンサーレス
FW アドリアン・バルボア
ジャン・トラゴダーラ 03 ゴール 34 フェリペ・ロドリゲス
90+4 ロドリーゴ・クーバ
カルロ・ウルキアーガ
ジュニオール・ロス
イエロー
カード
アドリアン・バルボア
アンセル・リオハス
ルイス・ラミーレス
ロドリーゴ・クーバ
カルロス・ベルトラン
マルセーロ・ビバス 監督 パブロ・ベンゴエチェア
主審: ミチャエル・エスピノーサ
会場: エスタディオ・ミゲル・グラウ・デル・カヤオ (カヤオ)

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(28歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスへの加入を発表した。

「頭がおかしい」とまで言われたマンコ ピンク色のユニフォームを着るに至った理由を明かす

2019.06.30 リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2019

▲ スポルト・ボーイスへの加入を決断したレイモン・マンコ

スポルト・ボーイスに加入したレイモン・マンコが、ビナシオナルからのオファーを蹴ってスポルト・ボーイスへの移籍を決めた理由について説明した。

2019年の前期は、ビナシオナルが優勝したのとは対照的に、スポルト・ボーイスは最下位に終わった。後者を選択したマンコには辛辣な批判もあったと、マンコは記者会見で説明した。

「私を戦力として考えてくれたビナシオナルの首脳陣や監督らに感謝している。それでもスポルト・ボーイスへの移籍を決めた私に対しては、頭がおかしいと批判する声もあるが、低迷するチームを1つでも上の順位に上げるべく、挑戦したくてここに来たんだ」

楽観主義のマンコは、ピンク色のユニフォームを着てプレイする意義を強調した。

「スポルト・ボーイスは今年の残り試合でこれ以上下には落ちないから、上を目指すしかない。この状況はポジティブに捉えられるし、ここで自分が少しでも役に立ち貢献できるなら自ずとやる気も湧いてくるんだよ」

マンコはスポルト・ボーイスに加入した時点ではケガの治療中だったが、今は治って通常のトレーニングもできている。ピンク色のユニフォームに袖を通したマンコは、早くチームのためにプレイしたいと意気込み十分だ。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(28歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団した。

同性愛蔑視発言が発覚 同性愛へのヘイトスピーチで開催国に罰金の制裁が下る

2019.06.27 コパ・アメリカ 2019

▲ ボリビア代表GKカルロス・ランペ(右)に向けて浴びせられた「ゲイ」の同性愛蔑視表現

CONMEBOL(南米サッカー連盟)は27日、CBF(ブラジルサッカー連盟)に対して1,500万ドル(日本円で約16億円)の罰金を科したと発表した。ボリビア戦におけるブラジル代表サポーターの同性愛蔑視発言が、その理由とされている。

CONMEBOLが制裁の対象としたのはコパ・アメリカの開幕戦「ブラジル vs ボリビア」で、ボリビア代表GKカルロス・ランペがピッチに登場するたびに、モルンビーのスタンドから「bicha(ビシャ)(ポルトガル語で「ゲイ」)」という叫び声が聞こえたためだ。ランペの性癖を揶揄した発言であり、これはCONMEBOLの懲戒規則の第8条〜第14条に該当。「肌の色を初め、いかなる手段においても他人または集団の人の尊厳を侮辱・軽蔑・否定することを全面的に禁じる」と定めた条項に違反するとの判断がなされたとされる。

この決定に対する上訴は認められておらず、さらにこの決定における罰金は、CBFが今後受け取る賞金から天引きされることも決まっている。

ちなみに、AUF(ウルグアイサッカー協会)にも27日にに罰金が科される決定がなされた。理由は、アレーナ・ド・グレミオで行われた「ウルグアイ vs 日本」の試合で遅刻したためで、1千万ドル(日本円で約11億円)の支払いが命じられたという。

ピンク色のマンコはやる気満々 「スポルト・ボーイスを残留させるために貢献したい」

2019.06.20 リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2019

▲ スポルト・ボーイスへの加入が決まったレイモン・マンコ(写真はスポルト・ボーイスが作った合成)

首都リマの隣にある港町カヤオを本拠地とするスポルト・ボーイスへの加入を決めたレイモン・マンコが、ラジオ・オバシオンのインタビューで今回の移籍について口を開いた。スポルト・ボーイスへの移籍を決めた経緯だけでなく、他にオファーをくれたチームにも言及した。

レアル・ガルシラッソを5ヶ月で退団したマンコには、主にペルー国内から複数のオファーが届いていた。その中でスポルト・ボーイスを選択した理由について、マンコはそこで掲げている目標を添えて語った。

「私はただスタメンで出たいだとか給料面などの理由であれば、スポルト・ボーイスには来ない。(前期で最下位だった)スポルト・ボーイスにはリーガ1(1部)残留という明確な目標があり、そのために私が力になれるならと思ったのが移籍の理由だ。そして入団はしなかったものの、私を戦力として考えてくれたビナシオナルにも感謝している」

マンコの獲得は、選手の古巣ウニオン・コメルシオも積極的に検討していた。このことにもマンコは触れている。

「ウニオン・コメルシオとも連絡を取り合った。クラブの会長とは良好な関係を築けているが、私は家族のことも考慮した上で、最終的にスポルト・ボーイスを選んだ」

マンコには病床に伏している父親が、首都リマの病院に入院している。スポルト・ボーイス(港町カヤオ)は、レアル・ガルシラッソ(クスコ)やウニオン・コメルシオ(ヌエバ・カハマルカ)と比較してもリマに近く、父の容態を気にかけているマンコにとって、カヤオで生活することは他の理由にも優ったという。

マンコは、新天地でやる気だ。それは彼の言葉からも存分に感じ取れる。

「スタメンで試合に出られるようにしっかりと準備するだけ。プレッシャーは他のチームよりも小さいかもしれないが、ここでは残留というプレッシャーがあるし、ファンの期待に応えるためにも、これからここでチャレンジしたい。これからが楽しみだ」

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(28歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団した。

ピンク色のマンコが誕生 最下位に甘んじた名門スポルト・ボーイスを残留に導く救世主となるか

2019.06.18 リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2019

▲ スポルト・ボーイスへの加入が決まったレイモン・マンコ(写真はスポルト・ボーイスが作った合成)

ピンク色のマンコが、ペルー代表への復帰を目指して活動することになった。ペルー1部のスポルト・ボーイスは18日、元ペルー代表MFレイモン・マンコの加入を発表した。

スポルト・ボーイスは、首都リマの隣町でもある港町カヤオをホームタウンとする1927年創立の名門だが、今年のアペルトゥーラ(前期)は18チーム中最下位に甘んじた。このままの調子がクラウスーラ(後期)も続けば降格もありうるため、チームは即戦力となる選手の補強を検討していた。マンコは、そんな低迷するチームの救世主として指名されたのであった。

レアル・ガルシラッソを退団したマンコに対しては、古巣のウニオン・コメルシオも獲得を検討していて、オファーまで出していた。だが、マンコが選んだユニフォームの色は、赤でなくピンク色だった。

ピンク色のユニフォームがチームカラーでもあるスポルト・ボーイス。マンコにピンク色は似合うのか、そしてピンク色のユニフォームに袖を通すマンコはスポルト・ボーイスを1部残留に導くことができるのか。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(28歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団した。

マンコがクスコから動く レアル・ガルシラッソとの契約を解除して移籍先を検討へ

2019.06.14 リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2019

▲ レイモン・マンコはコパ・アメリカの開幕日にレアル・ガルシラッソとの契約解除を表明した

コパ・アメリカが開幕した日に、マンコが動いた。元ペルー代表MFレイモン・マンコは14日、クスコをホームタウンとするレアル・ガルシラッソとの契約解除に合意した旨を、自身の Instagram に投稿した。

ペルー代表への復帰を目指しているマンコは、今年の1月14日にさらなる飛躍を目指してレアル・ガルシラッソと契約。加入当時にチームを率いていたチリ人のエクトル・タピア監督(当時)は、マンコを気に入っていて積極的にスタメンで起用。同監督の期待に応えるかのように、マンコはリベルタドーレスのグループリーグ予備戦で推定飛距離約50mのスーパーロングシュートを決めるなど、クスコで順調なスタートを切っていた。

▼ 2019年1月29日にマンコが決めた約50mのスーパーロングシュート

ところが、リベルタドーレス敗退を受けて監督がペルー人のファン・レイノーソ監督に代わると、マンコの置かれている状況も一変。スタメンで遣われなくなったマンコは、ベンチスタートの日が増えて、後半途中からの出場が目立った。マンコの遣い方について記者から問われたレイノーソ監督は「コンディションが悪ければ最初からマンコを使うわけにはいかない。彼は70分以上試合に出ていられないだろ? プロ選手ならば心身ともに整えてもらいたい」とマンコを突き放すようなコメントを残すほどだった。
昨年所属していたウニオン・コメルシオでのパフォーマンスと比較すると、物足りなさは否めず、かつマンコはレイノーソ監督との関係が悪かったのだった。

レアル・ガルシラッソ入団からちょうど5ヶ月後にある6月14日にレアル・ガルシラッソを去ることになったマンコは、サポーターに向けて感謝の言葉を並べた。

「残念ながらこの時期に退団することになったが、私はレアル・ガルシラッソとそのサポーターに感謝している。美しいクスコの街と人々はとても温かく、私はクスコに来られたことを嬉しく思っていた。ありがとう。これは別れではなく、いつか訪れる再会の約束だよ」

マンコは移籍先を探すことになったが、すでにペルー国内から3つのクラブチームがオファーを出しているという。ペルーのスポーツサイト「Libero」によれば、古巣ウニオン・コメルシオのほか、スポルト・ボーイス、ビナシオナルの3チームとのこと。

コパ・アメリカは来年も開催予定で、マンコは代表復帰と来年の出場を目指して新天地を検討することになった。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(28歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに所属し、ボランチやサイドハーフで活躍している。

コロンビア戦での完敗が契機に ペルー国内で再び湧き上がる「マンコ待望論」

2019.06.11 ペルー代表
▲ コロンビア戦での低たらくを受けて再び湧き上がっている「マンコ待望論」の当事者レイモン・マンコ

ペルー国内が密かにざわついている。先の親善試合でコロンビア代表相手に 0-3 と完敗したからだ。これを受けて「マンコ待望論」も再燃の様相を呈している。

コロンビア戦に臨んだペルー代表は、パオロ・ゲレーロやクリスティアン・クエバなどベストといえる布陣だったが、結果・内容ともにペルー国民を失望させるのに十分なものだった。退場者や負傷者も出るなどで90分間満足に戦えたわけではなかったものの、それを差し引いてもペルー国民の不安は増すばかり。

すると、コロンビア戦から一夜明けた10日には、今からでも代表に入ってほしい選手の名前が挙がり始める。主立ったところは、FWクラウディオ・ピサーロやMFクリスティアン・ベナベンテなどだが、とりわけFacebook上で最も取り上げられた名前はレイモン・マンコ。「ハメス・ロドリゲス中心のチームと互角に渡り合えるのはマンコだけ」といった意見も挙がっている。

マンコについては、過去にノルベルト・ソラーノ氏ら複数の関係者も待望論を唱えていたことがあるが、リカルド・ガレカ監督は今回の代表メンバーにマンコを入れていない。

ただし、コパ・アメリカの登録選手変更についてCONMEBOL(南米サッカー連盟)は、「重大なケガの場合に限り」各国代表の初戦の24時間前と定められていて、今後1〜2日の間に重傷者が出なければ、ピサーロもベナベンテもマンコも今年のコパ・アメリカへは出場できない。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(28歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに所属し、ボランチやサイドハーフで活躍している。

マンコの元妻が脱いだ!? フィオレーラさんがスペインのビーチでのトップレス(?)動画を投稿

2019.06.03 リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2019
▲ 舌を出しておどけるフィオレーラさん。右の赤丸は彼女の豊胸手術痕とみられる傷

マンコの元妻がおっぱい丸出しのトップレス動画を投稿か!? 元ペルー代表MFレイモン・マンコの元妻であるフィオレーラ・アルサモーラさんが、現在の旦那とスペイン南部のビーチへ遊びに行ったときの様子を Instagram に投稿。その動画がトップレスになっている一幕があったとして、話題になっている。

フィオレーラさんが訪れたのは、スペイン南部のマルベーリャ。動画からわかるのは雲ひとつない青空の下で、ガタイの良い男性と向かい合っているフィオレーラさんがスマートフォンで自撮りしているひとコマ。おっぱい丸出しになったフィオレーラさんに男性が黒い水着を着けさせようとしていて、その際に男性の腕に当たった麦わら帽子が、強い浜風によって飛んでしまいそうなところを、フィオレーラさんが制止しようとして発した声も収録されている。

旦那とみられる屈強な男性は、フィオレーラさんの胸元に両手を伸ばして黒い水着をフロントホックで留めている様子が映っていて、その間フィオレーラさんは楽しそうな表情で時折舌も出すなどおどけてみせた。水着が装着されるまでの間も、二人は周囲の目を気にすることなく自撮りに勤しんでいた。

なお、投稿された動画には最後に胸を右側から撮影した瞬間があり、そこには豊胸手術を施した痕とみられる傷が水着からはみ出るように映り込んでいた。

フィオレーラ・アルサモーラさんは、2013〜2014年頃にレイモン・マンコと婚姻関係にあったが、その後離婚していて、以降は結婚と離婚を繰り返している。本人は「21世紀のエリザベス・テイラーを目指す」と豪語したこともあり、奔放なプライベートがしばしば現地メディアにも取り上げられている。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(28歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに所属し、ボランチやサイドハーフで活躍している。