マンコの新天地決定 ペルー2部のサントス・デ・ナスカへの加入が決まる

2022.01.12 リーガ2 (ペルー2部リーグ) 2022

▲ サントス・デ・ナスカへの加入が決まり入団会見で両手の親指を立てるレイモン・マンコ(中央)

マンコの新天地が決まった。サントス・デ・ナスカは12日、31歳の元ペルー代表MFレイモン・マンコの加入を発表した。

サントス・デ・ナスカは標高500mほどのナスカをホームタウンとする、1976年創立のクラブチーム。昨年のリーガ2(ペルー2部リーグ)では前期が12チーム中7位で、後期は12チーム中11位と低迷した。リーガ2は前後期の合計勝ち点で6位以内に入れば決勝トーナメントに進出できるレギュレーションだが、昨年のサントス・デ・ナスカは下から3番目の10位だった。チームのリーガ1昇格を実現させるべく、サントス・デ・ナスカはマンコに託すこととなった。

マンコは2020年にアトレティコ・グラウをリーガ1で残留に導けず、2021年にはアリアンサ・ウニベルシダーを残留に導けなかった。不名誉な「降格請負人」のレッテルを剥がすべく、2022年はサントス・デ・ナスカを昇格に導けるか。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(31歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスに加入してチームの1部残留に貢献した。2020年は前年王者のデポルティーボ・アリアンサ・ウニベルシダーに移籍してリベルタドーレスにも出場したが、COVID-19のパンデミックによる中断期間中に首脳陣と対立して退団。アトレティコ・グラウへ移籍したが、チームを残留には導けなかった。2021年にはアリアンサ・ウニベルシダーに加入したが、こちらでもチームを残留には導けず。元ペルー代表。