マンコにはまだまだ需要がある。31歳の元ペルー代表MFレイモン・マンコは、2022年も引き続きペルー国内のクラブでプレイすることになるとみられている。
マンコの獲得を検討しているのは、ペルー北部のランバイェケをホームタウンとするカルロス・ステイン。2012年創立の新興チームで、2020年に初めてリーガ1(1部)に昇格したが、1年でリーガ2(2部)に降格。そして再び1年でリーガ1に昇格を決めたばかりだ。
カルロス・ステインは、2022年ではリーガ1残留が目標。そのための補強策として、マンコの獲得を検討しているという。
マンコは2020年にアトレティコ・グラウをリーガ1残留に導けず、翌2021年にはアリアンサ・ウニベルシダーを同じく残留に導けなかった。それでもマンコを必要とするクラブはカルロス・ステイン以外にも複数あり、マンコはこのオフシーズンにいくつかのオファーをもらうと現地では報じられている。
マンコは現在、オフシーズンを利用して家族と休暇を過ごしている。
◆ レイモン・マンコ
- 本名:
- レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
- 生年月日:
- 1990年8月23日生まれ(31歳)
- 出身:
- ペルー(ルリン)
- 身長:
- 172cm
- ポジション:
- ミッドフィルダー
17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスに加入してチームの1部残留に貢献した。2020年は前年王者のデポルティーボ・アリアンサ・ウニベルシダーに移籍してリベルタドーレスにも出場したが、COVID-19のパンデミックによる中断期間中に首脳陣と対立して退団。アトレティコ・グラウへ移籍したが、チームを残留には導けなかった。2021年にはアリアンサ・ウニベルシダーに加入したが、こちらでもチームを残留には導けず。元ペルー代表。