ペルーで生まれた「マンコのうた」 マンコ自身もリツイートして反響が広がる

2019.05.01 リーガ1 (ペルー1部リーグ) 2019
▲ レイモン・マンコを応援した歌“ Oh, Rey ” を弾き語りする様子が YouTube や Facebook などに公開された

日本で平成から令和に元号が変わった5月1日、遠く離れたペルーでは名曲が生まれた。元ペルー代表MFレイモン・マンコもリツイートした、いわゆる「マンコのうた」が今、多くの人から反響を得ている。

レイモン・マンコに捧げる「マンコのうた」を捧げたのは、現地ペルーでマンコを応援しているとみられる男性で、マンコの可能性を信じて、マンコのペルー代表復帰を熱望している者の思いが、新曲を生んだとみられる。“ Oh, Rey (ああ、王様)” と名付けられたこの曲は、アコースティックギターでの弾き語りで、ノスタルジックなメロディーに仕上がっている。ギターは前半アルペジオで奏でて、後半はストローク中心の演奏に切り替わっている。

歌詞には、若かりし頃にPSVアイントホーフェン(オランダ)へ移籍したものの、ヨーロッパでは進化・成長しなかったマンコへの憂いも表現されていて、「あなたは王冠のない王になった。人生は引き返せない」とも歌っている。この歌では、マンコを王に見立てている。

往年のディエゴ・マラドーナ氏のように、背中を押す歌まで作ってもらったマンコ。歌い手や共感者の想いを胸に、ペルー代表への復帰とコパ・アメリカへの出場なるか。

※ マンコに捧げた「マンコのうた」“ Oh, Rey ” を聴きたい方は、下記よりご視聴ください。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(28歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに所属し、ボランチやサイドハーフで活躍している。