2018.04.19 ペルー代表
▲ メディアの取材に応じた際に自身の準備万端を強調したレイモン・マンコ(右)の思いは、リカルド・ガレカ監督(左)に届くか
ワールドカップ出場を自身の目標としているレイモン・マンコの思いは、日に日に強くなっている。ロシア大会の開幕まで残り2ヵ月未満となった17日、ペルーのテレビ局「Fútbol en América」のインタビューに応じたマンコは、ワールドカップ出場への熱い思いを口にした。
「私は準備ができている。私の体も準備ができているし、準備完了なんだ。ガレカが求める選手像があるのなら、私はAにもBにもなれる」
自身の準備ができている旨を何度も強調したマンコ。11年前に韓国で行われたU-17ワールドカップでは、同世代のコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスよりも高く評価されていて、将来を嘱望されていた逸材だった。2013年8月を最後にペルー代表から遠ざかっているが、代表引退を表明したことはなく、マンコは今もペルー代表への復帰を目指してクラブチームで奮闘している。
ペルー代表のワールドカップメンバー発表は来月。そのとき、リカルド・ガレカ監督の作るリストに「Reimond Manco」の名前はあるのか否か。
◆ レイモン・マンコ
- 本名:
- レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
- 生年月日:
- 1990年8月23日生まれ(27歳)
- 出身:
- ペルー(ルリン)
- 身長:
- 172cm
- ポジション:
- ミッドフィルダー
17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。現在はウニオン・コメルシオに所属し、トップ下としてスタメン出場している。