
4月1日に行われたリーガ1(ペルー1部リーグ)の前期第8節「スポルト・ボーイス vs アリアンサ・リマ」は、元ペルー代表MFレイモン・マンコが2ゴールを決めて勝利の立役者になった。
試合は、マンコの古巣でもあるアリアンサ・リマが序盤に先制したが、スポルト・ボーイスは前半のうちに2点を奪って逆転に成功。そして試合が大きく動いたのは、70分にマンコが投入されてからだった。
トップリーグのピッチに帰ってきたマンコは、途中出場からわずか38秒後に得点。相手陣内でのインターセプトでニコラス・ダ・カンポが素早く右サイドへボールを送ると、フリーで受けたマンコがドリブルでカットイン。前線で待つルシアーノ・ネケカウルにパスを出す素振りをしたマンコは、フェイントでシュートコースを作るとペナルティアーク付近から右足でゴール隅にシュートを決めた。
2点差にされたアリアンサ・リマは前のめりになったが、自陣でボールを奪い取ったスポルト・ボーイスはカウンターに転じて相手陣内にロングパス。ルシアーノ・ネケカウルが頭で競って最終ラインの裏へボールを落とすと、そこへ走り込んだマンコが飛び出したキーパーの頭上を越えるループシュートを決めて、73分にこの日2点目のゴールを決めた。
途中出場から3分以内に大仕事をやってのけたマンコは、変身から3分以内に怪獣をやっつけるウルトラマンさながらの大活躍。終盤にはマンコの“穴兄弟”でもあるペルー代表FWパオロ・ゲレーロにPKを決められたが、マンコ擁するスポルト・ボーイスが勝利を収めた。
試合後、“穴兄弟”のパオロ・ゲレーロと言葉を交わさなかったマンコは、「ここに再び戻ってこられてうれしい。2ゴールを決められたのはチームメイトのおかげだ。感謝している」と振り返った。
※この記事はフィクションです。エイプリルフール用に編集されたネタであり、実際の登場人物や試合内容との関連は一切ございません。あくまで、エイプリルフールのネタとしてお楽しみください。リーガ1(ペルー1部リーグ) 2025 前期 第8節 (2025/04/01) | ||
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スポルト・ボーイス | 4-2 | アリアンサ・リマ |
スティーブン・リバデネイラ | GK | ギジェルモ・ビスカーラ |
オスリン・モーラ ロドリーゴ・コロンボ マティアス・アルミロン クリスティアン・カルバハル (アンセル・リオハス) |
DF |
エリック・ノリエガ カルロス・サンブラーノ レンソ・ガルセス (ギジェルモ・エンリケ ) ミゲル・トラウコ |
ニコラス・ダ・カンポ エリック・ゴンサーレス ファン・カルロス・ゴンサーレス (レイモン・マンコ) アレハンドロ・オーベル ルイス・ウルーティ |
MF |
パブロ・ラバンデイラ フェルナンド・ガイボル ヘスス・カスティージョ ファン・デルガード (ジャン・ピエール・アルチンボー) |
ルシアーノ・ネケカウル (カルロス・ロペス) |
FW |
エルナン・バルコス (アラン・カンテーロ ) ケビン・ケベード (パオロ・ゲレーロ) |
(PK)ルシアーノ・ネケカウル 20 ロドリーゴ・コロンボ 41 レイモン・マンコ 71 レイモン・マンコ 73 |
ゴール |
12 エルナン・バルコス 88 パオロ・ゲレーロ(PK) |
マティアス・アルミロン ニコラス・ダ・カンポ アレハンドロ・オーベル ルシアーノ・ネケカウル レイモン・マンコ |
イエロー カード |
エルナン・バルコス ギジェルモ・ビスカーラ フェルナンド・ガイボル ヘスス・カスティージョ パオロ・ゲレーロ |
クリスティアン・パウルッチ | 監督 | ネストル・ゴロシート |
主審: ケビン・オルテガ 会場: エスタディオ・ミゲル・グラウ (カヤオ) |
◆ レイモン・マンコ
- 本名:
- レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
- 生年月日:
- 1990年8月23日生まれ(34歳)
- 出身:
- ペルー(ルリン)
- 身長:
- 172cm
- ポジション:
- ミッドフィルダー
17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスに加入してチームの1部残留に貢献した。2020年は前年王者のデポルティーボ・アリアンサ・ウニベルシダーに移籍してリベルタドーレスにも出場したが、COVID-19のパンデミックによる中断期間中に首脳陣と対立して退団。アトレティコ・グラウへ移籍したが、チームを残留には導けなかった。2021年にはアリアンサ・ウニベルシダーに加入したが、こちらでもチームを残留には導けず。2022年はキャリア初の2部リーグに舞台を移したが、半年足らずでサントス・デ・ナスカを退団。同年7月にファン・アウリッチに加入して、チームの残留には貢献した。2023年は7人制サッカーに活躍の場を移し、2024年にはウニオン・コメルシオと契約したが、負傷により試合に出られず契約を終了。同年8月に同国2部のカルロス・ステインと契約したが同年中に退団。元ペルー代表。