帰ってきたピンク色のマンコが出場から3分以内に2点を決めるウルトラマンさながらの大活躍

2025.04.01 リーガ1(ペルー1部リーグ) 2025
▲ 後半の途中出場から3分以内に2ゴールを決めた元ペルー代表MFレイモン・マンコ

4月1日に行われたリーガ1(ペルー1部リーグ)の前期第8節「スポルト・ボーイス vs アリアンサ・リマ」は、元ペルー代表MFレイモン・マンコが2ゴールを決めて勝利の立役者になった。

試合は、マンコの古巣でもあるアリアンサ・リマが序盤に先制したが、スポルト・ボーイスは前半のうちに2点を奪って逆転に成功。そして試合が大きく動いたのは、70分にマンコが投入されてからだった。

トップリーグのピッチに帰ってきたマンコは、途中出場からわずか38秒後に得点。相手陣内でのインターセプトでニコラス・ダ・カンポが素早く右サイドへボールを送ると、フリーで受けたマンコがドリブルでカットイン。前線で待つルシアーノ・ネケカウルにパスを出す素振りをしたマンコは、フェイントでシュートコースを作るとペナルティアーク付近から右足でゴール隅にシュートを決めた。

2点差にされたアリアンサ・リマは前のめりになったが、自陣でボールを奪い取ったスポルト・ボーイスはカウンターに転じて相手陣内にロングパス。ルシアーノ・ネケカウルが頭で競って最終ラインの裏へボールを落とすと、そこへ走り込んだマンコが飛び出したキーパーの頭上を越えるループシュートを決めて、73分にこの日2点目のゴールを決めた。

途中出場から3分以内に大仕事をやってのけたマンコは、変身から3分以内に怪獣をやっつけるウルトラマンさながらの大活躍。終盤にはマンコの“穴兄弟”でもあるペルー代表FWパオロ・ゲレーロにPKを決められたが、マンコ擁するスポルト・ボーイスが勝利を収めた。

試合後、“穴兄弟”のパオロ・ゲレーロと言葉を交わさなかったマンコは、「ここに再び戻ってこられてうれしい。2ゴールを決められたのはチームメイトのおかげだ。感謝している」と振り返った。

※この記事はフィクションです。エイプリルフール用に編集されたネタであり、実際の登場人物や試合内容との関連は一切ございません。あくまで、エイプリルフールのネタとしてお楽しみください。
リーガ1(ペルー1部リーグ) 2025 前期 第8節 (2025/04/01)
スポルト・ボーイス 4-2 アリアンサ・リマ
スティーブン・リバデネイラ GK ギジェルモ・ビスカーラ 
オスリン・モーラ
ロドリーゴ・コロンボ
マティアス・アルミロン
クリスティアン・カルバハル
(アンセル・リオハス)
DF エリック・ノリエガ
カルロス・サンブラーノ
レンソ・ガルセス
(ギジェルモ・エンリケ 
ミゲル・トラウコ
ニコラス・ダ・カンポ
エリック・ゴンサーレス
ファン・カルロス・ゴンサーレス
(レイモン・マンコ)
アレハンドロ・オーベル
ルイス・ウルーティ
MF パブロ・ラバンデイラ
フェルナンド・ガイボル 
ヘスス・カスティージョ
ファン・デルガード
(ジャン・ピエール・アルチンボー)
ルシアーノ・ネケカウル
カルロス・ロペス)
FW エルナン・バルコス 
(アラン・カンテーロ 
ケビン・ケベード
(パオロ・ゲレーロ)
(PK)ルシアーノ・ネケカウル 20
ロドリーゴ・コロンボ 41
レイモン・マンコ 71
レイモン・マンコ 73
ゴール 12 エルナン・バルコス 
88 パオロ・ゲレーロ(PK)
マティアス・アルミロン
ニコラス・ダ・カンポ
アレハンドロ・オーベル
ルシアーノ・ネケカウル
レイモン・マンコ
イエロー
カード
エルナン・バルコス 
ギジェルモ・ビスカーラ 
フェルナンド・ガイボル 
ヘスス・カスティージョ
パオロ・ゲレーロ
クリスティアン・パウルッチ 監督 ネストル・ゴロシート 
主審: ケビン・オルテガ
会場: エスタディオ・ミゲル・グラウ (カヤオ)
※この記事はフィクションです。エイプリルフール用に編集されたネタであり、実際の登場人物や試合内容との関連は一切ございません。あくまで、エイプリルフールのネタとしてお楽しみください。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(34歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスに加入してチームの1部残留に貢献した。2020年は前年王者のデポルティーボ・アリアンサ・ウニベルシダーに移籍してリベルタドーレスにも出場したが、COVID-19のパンデミックによる中断期間中に首脳陣と対立して退団。アトレティコ・グラウへ移籍したが、チームを残留には導けなかった。2021年にはアリアンサ・ウニベルシダーに加入したが、こちらでもチームを残留には導けず。2022年はキャリア初の2部リーグに舞台を移したが、半年足らずでサントス・デ・ナスカを退団。同年7月にファン・アウリッチに加入して、チームの残留には貢献した。2023年は7人制サッカーに活躍の場を移し、2024年にはウニオン・コメルシオと契約したが、負傷により試合に出られず契約を終了。同年8月に同国2部のカルロス・ステインと契約したが同年中に退団。元ペルー代表。