マンコが半年足らずでサントス・デ・ナスカを退団 移籍先未定でしばらくフリー?

2022.07.08 リーガ2 (ペルー2部リーグ) 2022

▲ サントス・デ・ナスカがSNS上にアップしたマンコへの感謝を示す画像(左)

ペルー2部リーグのサントス・デ・ナスカ(正式名称はサントスFC)は8日、31歳の元ペルー代表MFレイモン・マンコの退団を発表した。

2022年1月12日にキャリア初の2部リーグでの挑戦を決めたマンコだったが、そこから半年足らずでチームを去ることになった。退団理由は不明だが、直近の1ヵ月はあまり試合に出ていなかった。

約半年の間で、マンコは6試合(294分間)出場。1ゴールを挙げたが、チームに大きく貢献したとは言いがたい成績だった。サントス・デ・ナスカは「GRACIAS MANCO」という画像を添えて、チームを去るマンコへの感謝を表現している。

ちなみに、マンコに対しては同じペルー2部リーグのファン・アウリッチが獲得を検討していて、交渉も進んでいたが、何らかの理由で破談になったという。

移籍先未定でしばらくフリーになるマンコは、次の所属先を探すことに専念する。

◆ レイモン・マンコ

本名:
レイモン・オランヘル・マンコ・アルバラシン
生年月日:
1990年8月23日生まれ(31歳)
出身:
ペルー(ルリン)
身長:
172cm
ポジション:
ミッドフィルダー

17歳だった2007に名門アリアンサ・リマでデビューすると、同年にはU-17ワールドカップにも出場して3ゴールをマークし、一躍脚光を浴びた。18歳の若さでオランダの名門PSVアイントホーフェンに移籍したが、1年半でペルーに戻った。その後は国内外で移籍を繰り返していて、やがてペルー代表にも招集されなくなっている。ウニオン・コメルシオで復調すると、2019年はレアル・ガルシラッソに加入したが、新監督との確執や起用法への不満などからわずか5ヶ月間で退団。同年7月にスポルト・ボーイスに加入してチームの1部残留に貢献した。2020年は前年王者のデポルティーボ・アリアンサ・ウニベルシダーに移籍してリベルタドーレスにも出場したが、COVID-19のパンデミックによる中断期間中に首脳陣と対立して退団。アトレティコ・グラウへ移籍したが、チームを残留には導けなかった。2021年にはアリアンサ・ウニベルシダーに加入したが、こちらでもチームを残留には導けず。2022年はキャリア初の2部リーグに舞台を移したが、半年足らずでサントス・デ・ナスカを退団。元ペルー代表。