デポルテス・トリーマのサポーターが暴徒化 投石被害で選手が8針縫う大怪我を被る

2015.02.13 リーガ・ポストボン (コロンビア1部リーグ) 2015
▲ 暴徒の襲撃により左眉を8針縫う大怪我を被ったDFブラディミール・マリン

2月12日にコロンビア国内で行われた試合後に、選手が裂傷を負う事件が発生した。被害者となったDFブラディミール・マリンは左眉を8針縫う羽目になった。

事件が発生したのはコロンビア中部の都市イバゲー。「デポルテス・トリーマ vs インデペンディエンテ・メデジン」の試合後、逆転負けに憤慨したデポルテス・トリーマのサポーターの一部が暴徒化して、相手チームの選手らが乗るマイクロバスを襲撃した。暴徒はマイクロバス目がけて木の棒や石を投げつけ、その一部がバスのガラス窓を突き破って乗車していた選手に被害をもたらした。

不幸にも負傷したのは、先の試合で逆転の決勝点を決めたDFブラディミール・マリン。長辺が10cmを超える大きさの石が命中して左眉から激しく出血し、すぐに病院へ運ばれて縫合処置がなされた。その後の報道によれば、8針を縫う怪我であったという。

インデペンディエンテのチームドクターであるエドガル・メンデス氏は、同選手が次の試合に出場できるかについて「抜糸までは難しいかもしれない」と述べている。

この事態を受けて FCF(コロンビアサッカー連盟)は、デポルテス・トリーマに何らかの処分を下すものとみられている。